先月、AmazonほしいものリストからiPhoneアプリ開発の本をいただきました。
今まで何冊かXcode/Swift本は読んだことがあったのですが、非常によくできた良書でしたので紹介したいと思います。
丁寧な説明と見やすいフルカラー
IPhoneアプリの基礎知識からXcodeとiOSシュミレーターの操作方法、Swiftプログラミングの基礎知識、実際アプリの作成まで、一気に読み進められるわかりやすい内容。
以前読んだ本で、あやふやだった部分が今回しっかり把握できました。
目次
- Chapter 01 iPhoneアプリ開発の基礎知識
- Chapter 02 XcodeとiOSシミュレータの基本操作
- Chapter 03 今日からはじめるSwiftプログラミング【入門前夜】
- Chapter 04 今日からはじめるSwiftプログラミング【超入門】
- Chapter 05 クラスとインスタンス~UI部品の利用~
- Chapter 06 iPhoneアプリ開発をはじめよう!
- Chapter 07 自作アプリで広告収入を得る方法
- Chapter 08 SNSアプリ開発で学ぶボタン機能と画像配置
- Chapter 09 カメラアプリ開発で学ぶプロトコルとデリゲート
- Chapter 10 今後につながる少し高度なアプリ開発 【総合演習】
- Chapter 11 アプリ開発の仕上げ
- Chapter 12 情報の収集方法とアプリの公開
対象読者
本書の冒頭に対象読者について以下の記述があります。
本書の対象読者は「プログラミング経験はまったくないけれど、iPhoneアプリを作ってみたい!」という人です。前提となる知識は「Macの基本的な使い方」と「算数です」
正直、プログラミングを一度もしたことのない完全な初心者が読んだら、少し難しい印象を持つんじゃないかと思います。
しかし、書籍に書いてる通りに進めれば、自分のiPhoneで実際に動くアプリを作成することは必ずできます。
逆に今まで何かのプログラミング言語をかじったことがある方であれば、割りと入りやすい感じ
これ1冊で実機で動くものができる!
以前はXcodeで作ったアプリを実機で動かすには、有料ライセンス(Apple Developer Program)登録が必要でしたが、現在は加入していなくても実機に転送できるようになりました。
最初はボタンを押してラベルの内容が変わる単純なアプリからですが、カメラアプリ、Twitterに写真を投稿するアプリ、ニュースリーダーアプリなどを作る基礎知識を身につけることができます。
この本の読みやすいところ
この手の入門書は、基礎知識部分が長すぎて理解するまでに挫折しがちです。
いきなり「変数」だ「デリゲート」だ「プロトコル」だ言われても頭に入ってこないですからね。
本書籍ではまず小さいアプリを作り、その後に解説(何故このようなものが必要なのかなど)と言う流れのため、自然に理解しやすいのかもしれません。
また、今まで読んだ本ではバージョンが異なり実際の画面と本の画面が違っていたり、そのままだとエラーになることがありましたが、この本ではそのようなことは一切ありませんでした。
スポンサードリンク
夢が広がるアプリ開発
最近話題のアプリと言えばポケモンGO。世界累計ダウンロード数が推定一億を突破して1日1000万ドル(約10億円)もの課金があるらしい。
ここまでのヒットはビッグネームだからこそではあるものの、ヒット作ができれば一攫千金もありえます。それを考えるとがんばれますね!(単純・・・)
まとめ
個人的には、はじめてのiPhoneアプリ開発には最適な入門本だと思います。
ただいろいろなレビューを見てみると、「途中から難しくなった」「完全初心者には難しい」といった声もあるようでしたので、完全初心者の方はまずこちらも読んでみることをおすすめします。
一冊の本で全て網羅は難しいので足りない部分はウェブから情報を得るのが良いでしょう。
英語サイトですが公式リファレンスとフォーラム
Welcome |Apple Developer Forums
日本語ではQiitaには有用なリファレンスが多くあり参考になります。
今回の書籍をマニュアルに使っているオンラインレッスンもあります。
まだまだ勉強中ですが年内アプリ申請目指してがんばりたいと思います。
格安で好きな時間にオンラインレッスンができるUdemyはかなりオススメ。