季節がら頻繁に水を飲んでいたのと、子供がスポーツの練習・試合時など水筒いっぱいに水を持っていくことが多かったので美味しい水が飲みたいなぁと感じていました。
そんな中、パナソニックの蛇口 直結型 浄水器 TK-CJ22を購入してしばらく使ってみたのでレビューしたいと思います。
TK-CJ22を購入した理由
1日に必要な水分量は2リットルなんて話を以前から聞いていたので、最近しっかり水を飲むようにしていたのですが、ちょうど同じタイミングで妻が浄水器が欲しいと言い出しました。
実際にはもっと前から欲しかったそうなんですが、何かとお金が掛かることが多いので後回しにしていたとのこと。
浄水器は大きく分けて以下の3種類があります。
- 据え置き型・・・1万円〜
- 蛇口直結型・・・5千円〜
- 携帯型・・・2千円〜
自宅での使用を考えていたので携帯型は除外。据え置き型か蛇口直結型かどちらかになるわけですが、据え置き型は場所を取るのと金額がややお高め。。
そうなると残すは蛇口直結型になるわけですが、これがまた種類が多いんですよね。
蛇口直結型 浄水器はフィルターの交換時期(寿命)とフィルターの金額(ランニングコスト)を目安に探してみました。
本体の金額だけですと、東レのトレビーノがめちゃくちゃ安いんですがフィルターの交換目安が2ヶ月とやや短いです。(もちろん使った水量によります)
その点パナソニックのTK-CJ22はフィルターの交換目安は1年と長め。
ランニングコストと、メーカーの信頼性からパナソニック製の浄水器に決定。
使用量によっては短くなることもありますので、使用残量の目安がわかりやすい液晶付きのTK-CJ22にしました。
TK-CJ12、TK-CJ22、TK-CJ23の違い
パナソニックの浄水器は現行機種が3台発売しているようですが、TK-CJ12のTK-CJ22大きな違いは液晶の有無。
TK-CJ22とTK-CJ23は除去物質数とカートリッジの交換時期が違うところ。
除去対象物質がより多い商品を求めるならTK-CJ23。コスパ重視ならTK-CJ12が良いですね。
TK-CJ12 |
TK-CJ22 |
TK-CJ23 |
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ろ過できる物質数 | 11物質※1+6物質※2 | 13物質※1+7物質※2 | ||
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寸法 | 高さ7.5×幅12.5×奥行11cm | 高さ7.5×幅13.5×奥行12cm | ||
質量(満水時) | 約310g(約450g) | 約350g(約490g) | ||
浄水能力 | 遊離残留塩素 | 4000L | 2000L | |
濁り | 4000L | 2000L | ||
総トリハロメタン | 4000L | 2000L | ||
ブロモジクロロメタン | 4000L | 2000L | ||
ジブロモクロロメタン | 4000L | 2000L | ||
ブロモホルム | 4000L | 2000L | ||
テトラクロロエチレン | 4000L | 2000L | ||
トリクロロエチレン | 4000L | 2000L | ||
CAT(農薬) | 4000L | 2000L | ||
2-MIB(カビ臭) | 4000L | 2000L | ||
溶解性鉛 | 4000L | 2000L | ||
上記以外で除去できる物質 | 鉄(微粒子状) | ○ | ||
アルミニウム(中性) | ○ | |||
ジェオスミン(カビ臭) | 4000L | 2000L | ||
フェノール類 | 4000L | 2000L | ||
ベンゼン | 4000L | 2000L | ||
四塩化炭素 | 4000L | 2000L | ||
1,2-ジクロロエチレン | - | 2000L | ||
ろ材(カートリッジ)の取替(交換)時期の目安 | 約1年(1日10L使用時) | 約6ヶ月(1日10L使用時) | ||
ろ材の種類 | 不織布・粒状活性炭・中空糸膜 | 不織布・粒状活性炭・セラミック・中空糸膜 |
※1 JIS S 3201の試験法で規定された除去対象物質。
※2 浄水器協会(JWPA)で定められた規格基準(JWPAS B基準)で規定された除去対象物質。なお、鉄(微粒子状)とアルミニウム(中性)は浄水能力を規定しているものではありません。
開封
中に入っていたのは
- TK-CJ22本体
- 浄水カートリッジ1個
- 固定具セット(取付金具やパッキン)
- 交換日記入シール
- リチウム電池
購入前、Amazonの紛らわしい「本体のみ」という表記に騙されてカートリッジは別売りだと完全に思いこんでおり、カートリッジを同時購入したのですが付属されてました・・・。
「本体のみ」は、本体+カートリッジ。「替えカートリッジ1個付き」は本体+カートリッジ2個ということらしいので購入する方はご注意下さい。
外観
見た目はこんな感じで、左側に液晶がついて右側に水切り替えのレバーがついています。
レバーは「浄水」「原水」「シャワー」の3種類。我が家では飲み水以外はシャワーに。
なお、浄水モードは35℃以上はNGなのでお湯をうっかり通さないように使用後は必ずシャワーにするよう気をつけています。
カートリッジは結構大きいのでキッチンの外(流し台の横)にある鍋に水を入れたいときなど、取り回しに気を使うことも稀にあります。
ポイント
取付け簡単
あらかじめ取付できる水栓かどうかのチェックはしておきましたが、取付はとても簡単!
もともと付いてたネジを外して、付属のネジを取り付け。あとは本体と連結するだけ。
1L 約2.2円で経済的
約1年間カートリッジが使用できるのでランニングコストが非常に安いです。
目安が10L/日で1年間となっていますが、(我が家の場合)1日10Lはほぼ使わないので間違いなく1年は持ちます。
カートリッジ1本分で、約4000Lの水を生成できるので1Lあたり約2.2円と経済的。
液晶で残量がすぐわかる
水を使用時、液晶画面にカートリッジの使用残量が表示されるので、交換時期がひと目でわかります。
ただし、液晶はボタン電池を使っているので液晶なしに比べて、消耗品が1つ多くなるのは気になるところではあります。
お掃除も簡単
水垢が溜まりやすいシャワー部分は取り外して、水洗い可能。
お手入れが簡単なのはうれしいですね。清潔を保たなければ・・・。
最後に
今回はパナソニックの蛇口 直結型 浄水器TK-CJ22を購入したという話でした。
水道水は若干薬くさい感じがあったので、美味しい水がいつでも飲めるようになったのは非常にうれしいです。
今だと暑いので浄水器の水を冷蔵庫に入れて冷やして飲んでいるのですが、ろ過して塩素がない分、雑菌が繁殖しやすいため早めに飲み切るよう気をつけています。
水道水が美味しくないなぁと思われている方は、世界が変わるので浄水器を検討してみてはどうでしょうか。
ちなみに職場ではウォーターサーバーがあるんですがボトルが重いのがネック。
最近では水道直結の浄水サーバーなんてのもあるので、よりたくさん使う場合は定額制のこちらのほうがコスパが良いかもしれません。用途に応じて使い分けしたいところですね。
おいしい水で淹れるコーヒーは格別です。