いつも便利に使わせていただいているオンラインストレージサービスDropbox。
使ってない人は、ほぼいないんじゃないかと思うぐらい浸透しているのではないでしょうか(言い過ぎ?)
そんなDropboxですが突然「11月にDropboxの同期が停止します。」と表示されるようになってしまいました・・・。
ちなみにタイトルにもありますが、Mac限定の症状のようです。
現象は・・・
ある日を境に「Dropboxの場所を移動 11月にDropboxの同期が停止します。」という表示が出るようになってしまいました。
Dropboxは、画像の通りメニューバーに常駐しているわけですが、赤丸の通知が出ている状態。
アイコンをクリックすると、
Dropboxをサポートされている場所に移動
サポートされているファイルシステムのドライブに移動するまでDropboxは同期を停止します。
このメッセージを見た感じだと、Dropboxに指定しているディレクトリを移動しないとダメなようです。
ディスク容量の関係でJetDriveをDropboxのディレクトリに指定してたので、「外部メディアがだめなのかな?」と思い、まずはMacのハードドライブを指定してみることに。
Dropboxのディレクトリの移動
容量はそれほど使ってないのですが、最近同期がうまく完了してない感じでした。
同期中のアイコンがくるくる回っているままで、ログを見ると「(ファイル名)を同期できません(アクセスが拒否されました)」の表示。
権限周りも見直してみましたが、全く変わらずなのでハードドライブ側にディレクトリを移動することに。
[歯車ボタン]ー[基本設定]ー[同期]からDropboxフォルダの場所を変更。
しかし移動できないファイルがあるというメッセージが出て移動もできず。。
Dropboxのディレクトリ内に含むファイルを開いていたりすると、移動ができないようなのでDropboxを終了して試してもまったく変わらずお手上げ。
ファイルシステムに問題あり
改めてエラーを確認すると「サポートされているファイルシステムのドライブに移動するまでDropboxは同期を停止」となっているので、サポートされているファイルシステムを確認すると・・・
Mac: OS X Mavericks(10.9)から macOS High Sierra(10.13)まで
HFS+ または APFS 形式のハード ドライブも必要です
最新バージョンの Dropbox デスクトップ アプリが必要です。
macOS Sierra(10.12)では動作が異なる場合があります
HFS+ または APFS 形式となっていますが、Apple File System (APFS) はHigh Sierraから導入されたファイルシステムでフォーマット変換した記憶はありません。
となるとHFS+になっているかどうかなんですが、使っているドライブはexFAT。これが原因ですね。。
中のファイルを一旦移動して、ディスクユーティリティで消去。
「Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング)」のほうを選ぶとアプリケーションが動作しないなど問題があるそうなのでフォーマットは「Mac OS拡張(ジャーナリング)」に設定してフォーマット。
一発ではうまくいかなかったのですが、消去後マウントし直して無事設定完了。
ファイルの場所を再設定
フォーマット後、Dropboxを起動すると元のディレクトリが無いので再リンクをするかどうかのダイアログがでます。
再リンクをクリックすると、デフォルトのディレクトリ(/Users/ユーザー名/Dropbox/)が指定されるので一旦キャンセル。
Dropboxフォルダの場所の設定をし直します。
設定し直すと自動で新しいディレクトリに同期(ダウンロード)開始され、しばらくすると無事同期が完了しました。
最後に
今回はMacで「11月にDropboxの同期が停止されます。」と表示されたときの対処法について紹介しました。
毎日このメッセージが出るので、いろいろ調べてみましたがまったく情報が見当たらなかったので記事にしたのですが、わたし固有の問題とは思えないので・・・。もし困っている方は参考にしてみてください。