北海道西部の積丹(しゃこたん)半島に、日本海に突き出している神威岬(かむいみさき)があります。
夏は青く透き通る海が、積丹ブルーと呼ばれており、断崖絶壁や奇岩などの美しい景色が魅力です。
天気が良かったので、神威岬へ行ってきました。
神威岬の場所
神威岬の場所は地図だとこのあたり。札幌から車で2時間30分程度の場所なので、気軽に行ける距離ではないですね。
ただ、小樽や余市を通過していくので、観光しながら向かうのであれば結構楽しめます。
小樽は桜が見頃
札幌近郊は、ほぼ桜は終わったのかと思いきや、車で走っていると銭函あたりから綺麗な桜をよく見かけました。
小樽の桜スポットは知らないので、Siriに聞いてみると手宮公園をオススメされました。
走っている場所からわりと近かったので早速酔ってみることに。
坂道の多い小樽ですが、手宮公園も小高い場所に位置しており見晴らしがとても良い。
余市の柿崎商店へ
余市に着くと、ちょうど昼時になったので柿崎商店へ。
柿崎商店は、余市にある老舗の魚屋でリーズナブルで魚介類を楽しめることで知られています。最後に行ってから、かれこれ7〜8年は経ってるはずなのでとても楽しみ。
うに丼は時価。この日はこんな感じの値段でした。
今回はいくらとサーモンが半分ずつのイトコ丼に。なお、柿崎商店の海鮮系の丼物は通常は白米、+50円で酢飯にしてもらえます。
わたしはもちろん酢飯にしました。
待つこと5分ぐらい。丼には肉厚のサーモンがたっぷり。プリプリで食べごたえあります。
いくらの味付けも丁度良く、ご飯が進みます。
サーモンとダブルで贅沢に。
イトコ丼は大満足の一杯でした。
余市方面に行くと決めた時点で絶対行こうと思っていたので、これで半分目的達成です(笑)
※ 値段を書いてなかったのでレシートを追加しました。
店名 | 柿崎商店 海鮮工房 (かきざきしょうてん かいせんこうぼう) |
---|---|
住所 | 北海道余市郡余市町黒川町7-25 柿崎商店 2F |
営業時間 | 10:00〜19:00 |
定休日 | 不定休 |
神威岬に到着
ずっと海沿いを走ってきましたが、積丹に入った辺りから風が物凄く強く海も白波が立っていました。
到着するとかなりの強風。某旅行系レビューサイトに書いていましたが強風によるトラブル(車のドアがぶつかる)が多いようなのでご注意。
駐車場から岬の先端まで遊歩道を歩いていきます。
女人禁制の門。1855年(安政2年)まで神威岬一体は女人禁制となっていたとのこと。
日高地方の首長の娘チャレンカが源義経を慕ってこの岬まで義経一行の後を追ってきたが、既に海の彼方へ去ったことを知って身を投げ、神威岩になったという言い伝えがある。チャレンカの嫉妬心が女を乗せた船を転覆させたことから、岬一帯が女人禁制の地になったとされる。
ん?「強風のため通行止」
OMG…強風のため、岬の先端には行けないとのこと。天気が良くても強風で通行できないことは多いみたいですね・・・残念。
門の入口はこのような感じ。道は細く、風に晒されてしまうので危ないですね。この時は大人でもじっと立っていられないぐらいの強風でした。
東側の景色。
龍の背中のようですね。
電磁台(電波探知塔)1942年(昭和17年)、太平洋戦争中に設置されたレーダーの跡。
水無の立岩。海の色がキレイです。
展望広場などへ移動しながらの景色。
岬の先にある神威岩。白波が立っています。
振り返ると駐車場を見下ろせます。平日だったのもあり台数は少なめ。
余市の奇岩
少し寄り道をしながら帰ります。
ローソク岩
岩の形がローソクのように見える為ではなく、ニシンの大群の鱗が張り付き光った説と、かもめの糞の成分により光った説があるとか。
陸からは距離があるため、小さく見えますが、高さ約46mもあるとのこと。ビルの高さだと3〜4階ぐらいの高さがあるというのだから驚きです。上部には神社もあります。
詳しくはWikipediaで。
ローソク岩は、日本海に存在する無人島の1つで、面積は0.001km2である。ニセコ積丹小樽海岸国定公園の一部に指定されている
えびす岩と大黒岩
七福神の「えびす様」と「大黒様」に似ていることから呼ばれるようになった岩。
ここは東向きのため、写真を撮るなら朝が狙い目。日の出と共に撮ることが出来ます。
国道からは見えないので注意。国道229号線を積丹方面へ向かってワッカケトンネル手前を右手、旧道に入っていくと岩が見えてきます。
最後に
今回は岬の先端までは行けませんでしたが、楽しい小旅行でした。
天気の良い日に海沿いの道を走るのは気持ち良いですね。またそのうち行ってみようと思います。
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