更新:2019/6/16
Amazon1週間のビッグセール「CYBER MONDAY 2016」で前から欲しかったKindle Paperwhiteを買ってみました。
Kindleは無印のキンドルの他、Kindle Paperwhite、Kindle Paperwhiteマンガモデル、上位機種のKindle Voyage、Kindle OASISなどがありますが、まず始めに持つならKindle Paperwhiteがお手頃な印象。
買う前までは、電子書籍は苦手意識があったのですが使ってみると印象がかなり変わりました!
1ヶ月使ってみて思った率直な感想を含めたレビューを書いていきます。
Kindle Paperwhiteをオススメする理由
まず以下のスペック一覧を見てください。
無印Kindleは断然お買い得です。しかし長い目で見ると内蔵LEDが無いのと解像度が低いところは気になるところ。
また、マンガモデルはストレージ容量と快速ページめくりがポイントだったのですが、快速ページめくりはその他機種もアップデートで対応されました。(5.8.5)
そのため漫画を多くダウンロードしておくという使い方をしない限りマンガモデルにメリットは少ないと言えるでしょう。
つまり一番バランスが良いのはKindle Paperwhiteなんです。
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhite マンガモデル | |
価格 | 8,980 | 13,980 | 15,280 |
---|---|---|---|
内蔵ライト | LEDあり | LEDあり | LEDあり |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
接続 | Wi-Fi | Wi-FiまたはWi-Fi+無料3G | Wi-Fi |
重量 | 174g | Wi-Fi:205g Wi-Fi+無料3G:217g |
205g |
サイズ | 160x113x8.7mm | 169x117x9.1mm | 169x117x9.1mm |
容量 | 4GB | 8GB、32GB | 32GB |
注意ポイント
Kindle Paperwhiteが欲しかった理由
Kindle Paperwhiteが欲しかった理由は、プライム会員の特典を最大限活用したかったためです。
1ヶ月に1冊対象の本を無料で読むことが出来るオーナーライブラリーというプライム会員の特典が、Kindle端末かFireタブレットが無いと利用できません。
プライムビデオやPrimeミュージックでも充分、元が取れてる感はあるんですが、せっかく年会費を払っているならフルで特典をウケたいじゃないですか。
でも年会費やオーナーライブラリー関係なしでも買ってよかったと思っています。
マンガモデルにしなかった理由
前述した通りKindle Paperwhiteといえばマンガモデルがあります。
マンガモデルは容量アップでページめくりが高速、長押しで読み飛ばせるなど漫画を読むには快適な環境ですがどちらかというとビジネス書や小説をメインで読む予定でしたので既存のPaperwhiteにしました。(※間違って長押しして飛ばしまくりそうな気もしていた)
金額はそんなに変わらないので、マンガモデルのほうがお得感はあるかもしれません。
キャンペーン情報付きとキャンペーン情報なし
Kindleには「キャンペーン情報付き」と「キャンペーン情報なし」の2種類のモデルがあります。
「キャンペーン情報付き」と「キャンペーン情報なし」は2000円の価格差があり、キャンペーン情報付きの場合2000円安いです。
キャンペーン情報付きではロック画面やライブラリなどにキャペーン情報などが表示されるので、「広告付きは嫌だなぁ」という方はキャンペーン情報なしを選んだほうが良いでしょう。
キャンペーン情報付きでも読書中の邪魔になるような表示はされないようなので一安心です。
ちなみにわたしはキャンペーン情報なしを選びました。
開封
しっかりとした作りの箱に入って届きました。
箱を開けるとKindleアプリで馴染みのある木の下で本を読んでるいる絵が印刷されています。(立体的で凝った仕上げ)
箱の中には以下の4点が入っていました。
- Kindle Paperwhite(本体)
- USBケーブル
- 説明書
- 保証などの注意事項の冊子
画面に写っている電源の案内は、液晶自体に表示されており(つまり電源ON状態で送られてくる)ちょっとびっくりした。
初期設定
説明書は冊子状になっていますが、各国言語で記載があるため冊子となっていますが日本語のページは見開き1ページのみで至ってシンプル。
設定も画面に沿っていけば何も問題ないのですが、流れをまとめておきます。
※購入時にAmazonアカウントを登録するかどうか選べますので登録しているとこの設定は不要かもしれません。
起動後はまず言語設定。「日本語」を選択
購入したのがWiFiモデルなので、Wi−Fi設定をしないことには通信が一切できません。「Wi-Fiに接続」を選択
「Wi-Fiネットワーク」を選択、パスワードを入力して接続します。
「既存のAmazonアカウントに登録」を選択。AmazonのログインIDとパスワードを入力して「登録」を選択します。
アカウントに登録完了後、「設定を続ける」を選択すると、SNSの設定が表示されます。アカウントに紐付ける場合はアカウントをリンクから設定。設定しない場合は「あとで接続」へ。
その後、クイックガイドなどが表示され設定は完了です。
オーナー ライブラリーについて
オーナーライブラリー対象の本、一覧はコチラ。
オーナーライブラリーは前述した通り、1ヶ月に1冊無料で本が読めるサービスです。
対象の本は、ホーム画面から「ストア」を選択後、下にスクロールすると「プライム会員月1冊無料」という項目をタップすると検索が可能。
通常のストアからもPrimeマークがついており、「無料で読む(プライム特典)」というボタンがあれば特典で読める本です。
なお、毎月1冊読めるというのは、もらえるというより「借りる」というほうが感覚的にわかりやすいかもしれません。
オーナーライブラリーの本は無期限で読むことが可能ですが、翌月以降にオーナーライブラリを利用したい場合は、前回利用した本を利用終了手続きをしなくてはならないからです。
どうしてこのような仕組みになっているのか?と思いましたが、プライム会員を長く続けてもらう為なんでしょうかね。
欲しい本・無料本が探しづらい
タイトル通りなんですが、ネット上ではKindle本のセール情報とか、無料Kindle本といった情報をよくみていましたがKindle上から探すのが非常に難しいんですよね。
動作がもっさりしているのも探すのに挫折する理由の1つかもしれません。
そんななか、アプリを利用して探すとわりと探しやすかったのでわたしの探し方を紹介します。
わたしのKindle本の探し方
アプリから「カテゴリ」ー「Kindleストア」を開きます。
開くとすぐに「無料本」「Kindle日替わりセール」「Kindle月替りセール」「ポイント還元Kindleセレクト25」など、探しやすく分類されています。
ここでダウンロードできれば良いんですが、サンプルしかダウンロードできないようなので「ほしい物リストに追加する」を選択。
公開しているほしい物リストでも良いのですが、別のほしい物リストを作成すると非公開のリストが作成できるのでそこにどんどん入れておきます。
PCでも、ほしい物リストに読みたい本をいれておけば同様の使い方ができますね。
1ヶ月1冊無料 オーナーライブラリーの本のダウンロード方法
先ほどのほしい物リストにいれた本からダウンロードする手順です。
Kindleでほしい物リストを表示して、ダウンロードしたい本を選び「無料で読む(プライム特典)」をタップ。
「1-Click支払いをアップデート」で内容に問題がなければ「更新」を選択。これでダウンロードが開始します。
以下の注意書きのように、当月のオーナーライブラリー分はダウンロードすることができました。
Kindleオーナーライブラリーの状態:今月の無料本をまだご覧になっていません。お客様には、Dec 31 2016以降にサイド本をお借りいただけます。
ハイライト機能、辞書機能が便利
購入した目的がオーナーライブラリーのためだったので、前もってあまり調べていなかったのですがハイライト機能が便利。
ハイライト機能は本にマーカーで線を入れるようなもの。たくさんのユーザーがハイライトしている部分もわかるのも面白いです。
その他、わからない単語を辞書で簡単に調べられたり栞(しおり)機能もあり、電子書籍のイメージが変わりました。
動作については過度な期待は禁物
これだけ安価で更に電子書籍専用機ということは忘れないでください。
iPadなどのタブレット感覚で購入してしまうと少しがっかりするかもしれません。
追記
最新版ファームウェア 5.8.7にアップデートすることで、かなりパフォーマンスが向上しました。
PDFが簡単にKindleで閲覧できる!
せっかく電子書籍端末なのでAmazonでダウンロードした書籍以外の本(PDFファイル)も見たい。
DRM制限のかかっていないPDFの場合はとても簡単に転送することができます。
USB経由で転送
PDFファイルの入っているPCにUSBケーブルで接続、Windowsの場合エクスプローラ・Macの場合デスクトップにKindleが表示されますので、documentsフォルダにコピーするだけでOK。
メールで転送
個人的にはこれがめちゃくちゃ便利で感動しました。
Amazonにログインしている状態で「アカウントサービス」ー「コンテンツと端末の管理」の「端末」タブを開くと
Send-to-Kindle Eメールアドレス XXXXX@kindle.comという項目があります。
そのアドレス宛にPDFを添付して送付するだけでOK
アフィンガーのpdf。kindle に入れたんで帰りに勉強しよう。 pic.twitter.com/fPVKc2IstG
— ケー (@weblog_life) 2017年1月11日
ちなみにEメールの件名に「変換」と入れて送付するとKindle形式に変換してくれます。
ただ変換を利用するとデザインが崩れることがあります。(※わたしが試したPDFはデザインが崩れ縮小化されてしまいました。。)
Kindle購入後に読みたい本
Kindleにはお試し無料で1冊丸ごと読める本がいくつかあります。Kindleからは前述した通り無料本を探しづらいので、1/13現在0円で読める本を紹介します。
シドニアの騎士1〜3巻
ブラックジャックによろしく全巻
逃げるは恥だが役に立つ1巻
進撃の巨人1巻
すぐに読めて、お買い得な人気のKindle本。
小説 君の名は。
そして生活はつづく
嫌われる勇気
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最後に
以上、Kindle Paperwhiteについてのレビューでした。
ちなみに、キャンペーン情報付き(広告付き)とキャンペーン情報なしとありますが、キャンペーン情報付きは安い代わりにスリープ画面でセール情報やケースの宣伝などが出るようなのでキャンペーン情報なしを買いました。結構うっとおしいようなので、長く使う予定の方はキャンペーン情報なしを選んだほうが良いでしょう。
既に子供が(無料の)漫画をダウンロードしまくっていてマンガモデルにしといたほうが良かったかな・・・と思ったりしています(苦笑)
お得なプライム会員の特典についてはこちら
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