2016年新語・流行語大賞にノミネートするほど話題となったAIですが、少し前に文章のライティング、リライトをAIがするというツールの記事を見かけました。
記事を見たものの、チェックしていなかったので、どれぐらいのものか使ってみました。
Articoolo
article(記事)をもじったArticooloというサービスはキーワードを入力して少し待つとテキストが生成されてきます。そのほかテキストを入力するとリライトしてくれるツールも用意されており、AIはここまで来たかという印象・・・。
ツールはその他にと、サイトタイトル生成、記事の要約生成、記事の関連画像を探してくれるサービス、テキストの見積りなどなど面白いツールが多数あります。
残念ながら日本語は対応してないので英語で試してみました。
SEOと入力しようとしたのですが5文字以上じゃなくてはいけないようなのでSearch Engine Optimizationと入力。
結果は当然英語です。無料の場合、全てのテキストは見ることができません。
閲覧可能な部分だけ、最近精度が上がったGoogle翻訳を通してみると・・・
日本語訳
検索エンジン最適化の背後にある多くの動機と目的。
店舗へのトラフィックを増やすために検索エンジンの最適化に重点を置くオンラインペットショップは、4:1以上のリターンを期待できます。
雑誌、論文などでは、同じ会社がちょうど壊れてしまい、ごくまれに2:1の投資収益率が得られます。
原文
Numerous motives and purpose behind Search Engine Optimization.
The on-line pet shop that focuses on Search engine optimization to increase traffic to their store may expect a returns of 4: 1 or more.
Magazine, papers etc, the same company will be just break even, and in rare instances get a Return on investment of 2: 1.
翻訳ながら、なかなか意味の通ったしっかりした文章に見えます。
何も言われなければツールで作られた文章だとは思わないかも。この後、同じキーワードを入力しましたが全く違う文章が生成されていました。
同じワードで何度も繰り返すと似通ってくるかもしれませんが、下手な外注さんに頼むより良いかもしれませんよ?(苦笑)
料金
記事の文字数は350〜360程度。APIも用意されており、APIだと更に安くなる。(1記事$0.39)
Pay per use(買い切り)
10記事 | $19 |
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50記事 | $75 |
100記事 | $99 |
Subscribe and save (購読)
30記事 | $29 |
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100記事 | $49 |
250記事 | $99 |
最後に
まだ英語のサービスなので日本での影響力は大きくはありませんが、これが日本語対応になったときには、キュレーションサービスやランサーズなどのライターさんは脅威になるんではないでしょうか。
機械翻訳で高性能化したGoogle翻訳とうまく組み合わせれば、何もしないで自動生成できちゃいそうですね。恐るべしAI。