格安SIMのmineo(マイネオ)のテザリング(インターネット共有)機能は、ドコモプラン(Dプラン)やソフトバンク(Sプラン)のみの提供でauプランでは使用できなかったのですが、2018/10/31から使えるようになりました。
しかし利用可能なのは「au VoLTE対応SIMカード」のみ。
非VoLTEの黒いnano SIMカードの場合は、「au VoLTE対応SIMカード」に変更をする必要があります。
au VoLTEとは?
VoLTEはVoice over LTEの略。
高速なデータ通信方式であるLTEで音声通話をデータ通信として行う技術で、通話中でもWeb閲覧などの4G LTE通信が可能になっている。
docomo、SoftbankのVoLTEは3G回線の延長線上で提供していますが、au VoLTEは、専用のネットワークとなっているため他社とは事情が異なります。
参考 au VoLTE対応機種
参考 docomo VoLTE対応機種
参考 ソフトバンクVoLTE対応機種
SIMロック解除していないとVoLTE SIMが使えない
docomo系のMVNO(格安SIM会社)でdocomo端末を使う場合、そのまま使えるのに何故でしょう?
きっかけについては以下の記事が詳しいのですが、mineoがau VoLTE対応SIMを提供した為でした。
auの言い分としては・・・
本来、SIMロックを解除しなければ他社のSIMを挿しても使えない端末が、同じネットワークを使うMVNOに限っては解除しなくても使えるという状況が「不公平」
引用:「au VoLTE対応SIM」がロック解除端末しか使えないのはなぜ? - KDDIが主張する“公平性”とは
au SIMロック解除の条件
以下の条件をすべて満たすau携帯電話などが対象です。
au SIMロック解除について
- 2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除機能対応の機種であること。
- 契約者ご本人さまの購入履歴があること。
- ネットワーク利用制限中のau携帯電話でないこと。
- 機種購入日から101日目以降であること。
- 当社の回線契約を解約済みの場合は、解約日から100日以内であること。
au回線(VoLTE)が使える格安SIM会社
mineo(マイネオ)
わたしが現在メインで使用しており、docomo(Dプラン)、au(Aプラン)、Softbank(Sプラン)と3社全て使える格安SIM会社。
パケットが足りなくなったときに、分けてもらえる「フリータンク」や回線間でパケットをやりとりできる「パケットシェア」など便利なサービスが揃っています。
ポイント
- 料金:データ通信700円〜、音声+データ通信1,310円〜
- 専用サービス:フリータンク、パケットシェア、パケットギフトなど便利
- 専用のメールアドレスが提供される
- テザリング可能に(2018/10/31より)
UQMobile
こちらもデータ通信用で使用していますが、回線速度が速くとても快適。
テレビCMでもよく見かけるので認知度は高くなっているかも。
ポイント
- 料金:データ高速プラン980円〜、音声+データ通信1,480円〜
- 端末:端末セットプランにiPhoneがある
- 専用のメールアドレスが提供される
- 公衆無線LAN 「Wi2 300 for UQ mobile」が無料で利用可能
- テザリング可能
楽天モバイル
いつの間にかau回線も使えるようになった楽天モバイル。
楽天サービスをよく利用する方は、SPU(スーパーポイントアップ)対象となり+2倍でかなりお得に。ポイントアップ連動サービスが多い。
また一部条件がありますが、口座振替、デビッドカード、楽天ポイントでの支払いができるのもポイント。
ポイント
- 料金:データプラン525円〜、音声+データ通信1,250円〜
- 楽天ポイントが貯まる
- 使い放題プランが安い
- 専用のメールアドレスが提供される
- 支払い方法が豊富
最後に
au VoLTEは通話音声の品質を良くする技術ですが、格安SIMで使うには「SIMロック解除」が必要。
そのためauの中古端末を購入する際はSIMロック解除済みかどうかの確認は必須です。