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元バンドマンが楽しめる映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」を見てきた

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更新:2017/1/18

こんにちは。

前からムスメに見に行きたいとねだられていた「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」。

DVDレンタルが出てからで良いかなぁと思っていたところ、先日映画館に行く機会があり、せっかくなので見てきました。

※ネタバレ含むのでご注意ください。

あらすじ

フツーの高校生・大助は、同級生のひろ美ちゃんのことが大好き。修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。

目覚めるとそこは―深紅に染まった空と炎、ドクロが転がり、人々が責め苦を受ける、ホンモノの【地獄】だった!! なんで俺だけ!?

まだキスもしたことないのに、このまま死ぬには若すぎる!!
慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図を率いる赤鬼のキラーK。

キラーKによると、なんと、えんま様の裁きにより現世に転生するチャンスがあるという!
キラーKの“鬼特訓”のもと、生き返りを賭けた、大助の地獄めぐりが幕を明ける!!!!!

引用:http://tooyoungtodie.jp/

キャスト

大助(神木隆之介)

地獄に落ちた高校生。SNSで「死ぬ」「死にたい」「テスト最悪もう死ぬ」などつぶやき、
軽音楽部で「スーサイド」という曲を演奏していたため「自殺」と判断され地獄行き。

現世に蘇って大好きなひろ美ちゃんに合うためキラーKに特訓をうける

キラーK(長瀬智也)

地獄専属ロックバンド 地獄図(ヘルズ)のボーカル&ギター。
地獄農業高校の軽音楽部顧問でもある。

COZY(桐谷健太)

地獄図(ヘルズ)のドラマー。現世では名古屋のチンピラで前科6犯。逃走中にバイクで転び若くして死ぬ。

邪子(清野 菜名)

地獄図(ヘルズ)のベーシスト。現世では車上荒しの常習犯。彼氏に刺され若くして死ぬ。

じゅんこ(皆川猿時)

ガールズバンド「デビルハラスメント」ボーカル&ギター&ダンサー。超絶速弾きのテクニシャン。

修羅(シシド・カフカ)

ガールズバンド「デビルハラスメント」ドラマー。

鬼姫(清)

ガールズバンド「デビルハラスメント」ベーシスト。

キラーKの元カノ(尾野真千子)

近藤(現世のキラーK)と同棲していた元カノ。大助には「死神」というあだ名をつけられる。

スタッフ

監督・脚本 宮藤官九郎

見どころ、感想

初っ端から始まる地獄図(ヘルズ)のライブは大迫力で、ライバルのガールズバンド「デビルハラスメント」はデスメタルと思わせといてポップなロックなど・・・全編テンポの良いミュージカル調に話が進んでいく。

音楽と共に印象に残っているのはくだらないけど笑える小ネタの連続(笑)

何度も何度も現世に戻るまで、輪廻転生を繰り返す中でイチイチ織り交ぜてくる下ネタは家族で見るにはきまずいかもしれない・・・。

地獄へ落ちると7回まで輪廻転生のチャンスがあり、毎週えんま様の試験で転生するが人間になれるとは限らない。

何度も何度も動物(畜生)に転生するが、やっとの思いで人間に転生できるが、なんと精子からやりなおし(笑)

果たして大助は現世に戻り同級生のひろ美ちゃんに会えるのか・・・。

地獄から蘇った人間は、オジー・オズボーンとジーン・シモンズと篠山紀信と葉加瀬太郎なんて小ネタも挟みます(笑)

豪華な脇役

内容もさることながら脇役の出演陣が豪華なのもポイント

Char、マーティー・フリードマン、野村義男、ROLLYといったギタリスト陣のほか、みうらじゅん、木村充揮(憂歌団)など・・。見ていてニヤニヤしていました(笑)

全体的にミュージシャンが多かったです。

映画が終わってからも耳に残る音楽

音楽がとにかく良かった。

映画主題歌「TOO YOUNG TO DIE!」は作詞を宮藤官九郎、作曲を元THE MAD CAPSULE MARKETSのKYONOが担当したハード・ロックナンバー。

俺の右腕ジミヘンの左腕。俺の左腕カート・コバーンの右腕。下半身はマイケル・ジャクソン。声は 声は 忌野清志郎

歌詞はめちゃくちゃなんだけど、クスっと笑えるんですよね(笑)

その他挿入歌など向井秀徳が担当。ZAZEN BOYSはほぼ聴いたことがないんですが、印象に残る楽曲が多かったですね。

ハードロック、フォーク、ファンク、ブルース、デスメタルとバラエティに富んだサントラも是非聴いて欲しい。サントラを聴いているとまた映画を見たくなります(笑)

news.aol.jp

最後に

大きなスクリーンに大音量のバンドサウンドは迫力満点でした。終わった後はライブを見てきたような感覚になります。

地獄のセットやらメイクはコントのようなんですが、見てるうちにどんどん引き込まれていくこと間違いなし。笑いあり涙ありの話でしたが笑いまくった映画でした。

この映画は是非劇場で見ることをオススメします。

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