長時間ランニングに欠かせない、Bluetoothイヤホン。
一度ケーブルレスを体験した方ならわかると思いますが、煩わしくて、有線には戻れません。
今までいろいろなBluetoothイヤホンを試してきましたが、走っている振動で緩んできたり、防水性能に不満があり、なかなかしっくりくるモノがありませんでした。
そんなときに知ったのが骨伝導イヤホンであるAfterShokz Aeropexです。
実際に私用している方の話やYoutubeのレビューなどを見て日増しに欲しくなっていったのですが、先日ついに購入、使用して1週間程度経ったのでレビューをしたいと思います。
AfterShokzとは?
AfterShokzはアメリカの企業で2011年に設立。
世界中で300以上の特許を取得している骨伝導技術のプロフェッショナル企業です。
出典:amazon.com rating May 31 2018
AEROPEXはAfterShokz社の6世代目の骨伝導イヤホン従来機種よりも音質の向上、25%の軽量化を実現しており、クラウドファンディングでは目標金額を大幅に上回る支援が集まり話題となっていました。
なお、日本ではフォーカルポイント株式会社が総代理店として販売しています。
AfterShokz Aeropex(アフターショックス エアロペクス) レビュー
同梱物
AmazonのAftershokzオフィシャルストア限定でウェストポーチが同梱されています。
同梱物
- AfterShokz Aeropex(アフターショックス エアロペクス)
- マグネット充電ケーブル×2
- シリコン製オリジナルポーチ
- イヤープラグ(耳栓)
- ユーザガイド(日本語を含む12言語対応)
- 保証書(2年間)
- ウエストポーチ(Amazon限定)
外観と主な仕様
購入したのはLuna Grayというカラー。
触ると手触りの良いラバー材質です。
着脱が簡単なマグネット式充電端子。
端子部には「漏電防止アラート」を搭載しており、水分を検出した際にLEDの点滅とビープ音で教えてくれます。
充電時。
孫悟空の頭の輪っかのような形状ですね(笑)
柔らかいため、長時間の利用でも痛くなりません。
周波数特性 | 20Hz - 20KHz |
---|---|
感度 | 105±3dB |
マイク特性 | -38dB±3dB |
Bluetooth® バージョン | Bluetooth® 5.0 |
対応プロファイル | A2DP、AVRCP、HSP、HFP |
充電電圧 | 5V±5% |
スピーカーインピーダンス | 8.5Ω ±20% |
周波数帯域 | 2402MHz - 2480MHz |
ワイヤレス・レンジ | 10m |
連続再生時間 | 最大8時間 |
待機時間 | 最大10日間 |
充電時間 | 約2時間 |
重量 | 26g |
保証期間 | 購入日より2年間 |
防水防塵性能 | IP67 |
バッテリー容量 | 145mAh |
最大RF出力 | 4dBm |
AIRとAeropexの違い
Aeropexの前世代であり、現行でも販売されているAirとの性能比較。
Aeropex | AIR | |
---|---|---|
連続再生時間 | 8時間 | 6時間 |
防水性能 | IP67 | IP55 |
充電ケーブル | マグネット端子 | Micro-USB |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 |
重量 | 26g | 30g |
装着を忘れるほどの軽さとフィット感
重さは約26グラム。Bluetoothイヤホンとしてはすごく軽いというわけではないですが・・・。
しかし耳にかけるだけなので、ストレスもなく音楽を止めていると装着しているのを忘れるほど。
とても柔らかいため、締めつけ感が優しく、程よいフィット感。
音漏れが少なく安心して使える
骨伝導イヤホンは、仕様上完全に音漏れを防ぐことは難しいと言われていますが、前世代のAfterShokz Airより50%音漏れを減少。
周りが静かな場所(図書館やオフィス)で、大音量で再生するとさすがに音漏れしますので、公共の場所で使用する場合は音量を小さめにして耳栓を装着・イコライザーを切り替えると聞こえがよくなります。
Aeropexのイコライザーとは
低音域が強い音声で振動が気になる場合など変更すると良いでしょう。
防水防塵性能はIP67
防水防塵性能はIP67、防塵性能は「細かな塵も侵入せず」、防水性能は「一定の水圧で30分以内であれば水没しても大丈夫」なレベル。
PremiumPitch+2で高音質を実現
一般的なイヤホンに比べると骨伝導ヘッドフォン・イヤホンは高音質化が難しいと言われていますが、独自に開発したサウンド技術 PremiumPitch+2 で一般的な骨伝導に比べて高い音質を実現しています。
微振動と合わせて迫力のある中音域から高音域が楽しめます。
オーディオ・ガジェットのポータルサイトである、PHILE WEB(ファイルウェブ)でも高評価のようです。
連続再生8時間でバッテリーが長持ち
バッテリーは待機時間で最大10日間。
連続再生でも最大8時間とかなり長持ち。
AfterShokz Aeropex(アフターショックス エアロペクス)のペアリング方法
step
1ペアリングモードにする
電源オフの状態で+ボタンを長押しすると、赤と青の点滅になり、ペアリングモードになります。
step
2Bluetooth接続の設定
その他のデバイスの「Aeropex by AfterShokz」をタップ。
自分のデバイスに表示され「接続済み」となっていれば設定完了です。
最後に
今回は骨伝導イヤホン「AfterShokz Aeropex」を紹介しました。
耳を塞がずに、音声が聞こえるという感覚は、骨伝導イヤホン初体験のわたしにとってとても不思議な感覚でした。
Aeropexのポイント
- 骨伝導で耳をふさがない。耳に優しい
- 装着を忘れるほどの軽さとフィット感
- 音漏れが少なく安心して使える
- 防水性能はIP67
- 独自の技術で高音質を実現
- 連続再生8時間でバッテリーが長持ち
骨伝導イヤホン、ヘッドフォンとしても、スポーツ用のBluetoothイヤホンとしても文句のないオススメできる商品と言えます。
水泳をしながら音楽を楽しめる骨伝導MP3プレイヤーも気になります。