Youtubeで料理動画や工作などをしている動画を見ているとテーブルの真上から手元を撮影した動画をよく見かけませんか?
一眼レフカメラで真俯瞰撮影と呼ばれるこの撮り方をする場合、しっかりと固定する機材が必要になります。
今までは大きな三脚をテーブルに設置していたのですが、スペースが狭くなってくるため、Velbon(ベルボン)のCLAMP KIT IIとSLIK(スリック)のスライディングアーム2を購入してみたので紹介します。
今までの環境
ごちゃついていますが・・・
マンフロットのMK190XPRO3-3W をデスクの上におき 水平センターポールを伸ばして下向きにして撮影していました。
カメラを取り付けるとバランスが悪くなるので重りをぶら下げてバランスを取ります。
撮影することは出来るのですが、三脚がデスクの大部分を占めてしまうので正直邪魔くさい・・・。
何か良い方法はないかと探していたところ見つけたのが今回購入した2セットでした。
Velbon CLAMP KIT II と SLIK スライディングアーム 2 レビュー
購入したもの
購入したものはこの2つ。
Velbon CLAMP KIT IIとSLIKスライディングアーム 2です。
クランプキットが机などに固定する役割で上下に動かすエレベーターが付いています。スライディングアームはクランプキットのエレベーターと雲台の間に取り付ける接写用のアイテム。
クランプキットの外観と設置
クランプキットの外観。
エレベータになる部分が約44cm。
クランプ部分。
最大取付幅45mm。取り付ける場所の幅が収まるか購入前にチェックする必要があります。
机に取り付け。取り付けた第1印象は「意外と低い」
スライディングアームの外観と設置
スライディングアームの外観
本体底面は三脚取り付け用のネジ(U1/4")となっており、クランプキット側と簡単に接続できます。
接続しました。
エレベータを上げたところ。
調節ノブで角度を調整します。
雲台取り付けの反対側にはウェイトリングがあります。
雲台が直接取り付けられなかったのでアダプターネジをつけています。
雲台は自由に角度を変えられるようにボール雲台を取り付け。
高さが想像していたより低い
取り付けた第1印象が「意外と低い」と感じた通り、カメラを設置してもやはり同じでした。
ポールの長さは44cmあるものの、最大まで伸ばすと安定感が下がります。
わたしの場合はデスクの柱部分に取り付けることができたので、最終的に高さの問題はなかったのですが必要に応じて延長ポールを導入しても良さそうです。
安定感は抜群
耐荷重は2kgまで。
カメラは軽量なEOS 70DにパンケーキのEF40mmなので両方合わせても1kg未満なので安定しています。
この商品を買う前にElgatoのフレックスアームキットも良さそうかな?と思ったのですが耐荷重の記載が見つからなかったのと、製品写真を見た感じスマホや小さいカメラを対象にしてそうだったので辞めました。
デスクがすっきり
机のほぼ半分を三脚が占領していましたが、まるまる空いてスッキリ。
手元の作業を広々使用できるようになりました。
余裕ができたので液晶モニターでプレビューしながら撮影可能に。(今までは小さい液晶で見ながら撮影してました)
まとめ
今回は真俯瞰で動画撮影するのに便利な「Velbon CLAMP KIT II」 と「SLIK スライディングアーム 2」を紹介しました。
デスク周りもすっきり、がっちり固定されたので大満足です。
パイプが細めな為、重量級のカメラだと少々厳しいですが、ミラーレスや小型の一眼レフをお使いの方には安定性は充分。