一度利用したことがある方ならわかると思いますが、食洗機(食器洗い乾燥機)は「一度使うと手放せなくなります」
我が家の食洗機は約18年ほど活躍してくれましたが、数年前から頻繁に止まるように・・・。
先日新しい食洗器を購入・自分で購入しましたので購入するまでの経緯と交換時に思ったことなどを残しておこうと思います。
インフォメーション
購入するまで
故障するまでの様子
「一度使うと手放せない」と思うぐらいの食洗器ですから完全に壊れてからでは手遅れ。
我が家の食洗器は約2年ほど前から、乾燥時にエラー音が鳴り止まるようになっていました。
完全に止まるようでしたら諦めもつきますが、洗浄は完了しているだけに交換の踏ん切りがつきません。しかも毎回エラーで止まるわけではなく問題なく動作することのほうが多いぐらいでした。
しかし昨年12月ぐらいからエラーが頻発するようになり購入することに決めました。
食洗器の選定
食洗器はどこにでも設置ができる「据え置き型」とキッチンに組み込まれている「ビルトイン型」があります。
我が家は持ち家なのですが、キッチンに組み込まれているビルトインタイプです。
機種名を調べたところパナソニック製。パナソニックには買換え対応機種の検索システムが用意されているため、このシステムの結果を参考に選定しました。
現行機種のランニングコストが約34円/1回。
交換対象の機種が以下。
現在使用しているのがミドルタイプですが、ディープタイプへの変更は設置できない場合があるようなのでミドルタイプの中でコスパの高いNP-45VS7Sに交換することにしました。
自分で交換するか業者に頼むか
次に業者に設置してもらうか自分で交換するか検討することになります。
工事費込みの場合3万円程追加といった感じ。
パナソニックの食洗器は交換のマニュアルがサイトにあり、Youtubeでも交換動画を視聴したところ自分でも交換できそうだったので自分で交換することにしました。
NP-P45F1P1からNP-45VS7Sへ交換
古い食洗器の撤去
給水栓・排水ホースの取り外し
まず下の引き出しを外します。
引き出しの下を開けると給水栓・排水栓・コンセントなどがあります。
次にコンセント・アースの取り外し、給・排水栓を取り外します。
給水栓を開けるとき、作業スペースが狭いのでショートタイプのワイドモンキーレンチが便利。
給水栓は蛇口を閉じてナットを外すだけで割と簡単に外れますが、排水ホースを外すのがめちゃくちゃ苦労しました。
理由は経年劣化でゴムが固着しているようで排水ホースがまったく抜けかったようです。
こちらはマイナスドライバーを指してホースの隙間からシリコンスプレーを少しずつ注入して取り外すことができました。
本体の取り外し
両サイドのネジを取り化粧パネルを外します。
前ずれ防止金具のネジを取り外します。(赤枠が前ずれ防止金具)
本体を引き出します。
動画では1人で引き出していますが重たいので2人以上の作業をオススメします
取り外すと転倒防止金具がありますが、再利用しました。
新しい食洗器の設置
前ずれ防止金具の取り付け
手前に古い食洗機で使用していたネジが2つありますので再利用します。
新しい前ずれ防止金具のネジ穴がピッタリ合いましたので、そのまま取り付けました。
ホースの取りまとめとジョイントの取り付け
ホースを取りまとめます。
排水ホースにホースジョイントを取り付けます。
ポイント
本体を据え付け
本体を据え付けて、前ずれ防止金具と本体をねじ止め(仮止め)します。
給・排水ホース、コンセント・アースを接続します。
動作テストモードで動作確認をして問題なければネジ止めして設置完了です。
ビルトイン食洗機を自分で交換するときのポイントと注意点
食洗機の交換作業としては、簡単に説明すると取り外して同じように取り付ける「だけ」です。
コンセントとアース、排水栓・給水栓だけなので「それぐらいなら自分で出来そうかな?」という方はぜひチャレンジしてみてはどうでしょうか。
注意点としては排水ホースがめちゃくちゃきついケースが多いので、あらかじめ外せそうかチェックしてから検討しても良いかもしれません。
集合住宅などにお住まいで、DIY交換したは良いが給排水の接続がしっかりと出来ておらず漏水などするとトラブルになりますので慎重に検討してみてください。
最後に
パナソニック製の食洗機から、同じパナソニック製に交換であれば自分で交換できる可能性があります。
公式サイトに情報がありますので、DIYなどが出来る方なら交換可能な機種があるか確認してみましょう。