更新:2018/4/14
Facebookやってますか?
実名登録の緩和で通り名(ニックネーム)でもOKになったFacebookですが、大半の方は実名で登録していると思います。
Facebookに蔓延している診断アプリ
Facebookをやっていると定期的な流行りで見かける診断系アプリの投稿。
ちょっと前に流行っていたのが「○○さんがFacebookでよく使う言葉は?」というもの。
これは株式会社vonvonという韓国の企業のFacebookアプリで投稿内容の文字列を解析してよく使う言葉が文字の大きさでわかるというもの。
正直つまんないアプリですよね(苦笑)
診断系アプリの何が危険なのか?
利用するとFacebookでログインを促してきます。
ここでOKを押すと
- 公開プロフィール
- 友達リスト
- タイムライン投稿
上記情報がvonvonに持っていかれます。
公開プロフィールは公開しているものだし、診断する人本人の責任の下実行しているのだから良いとして、友達リストを 持っていかれるのは大問題です。
迷惑メール送ってくださいと言っているようなもんですよね。
またGraph API(FacebookアプリなどFacebookアカウントの操作をするAPI)から書き込みを行うようなプログラムを作るときにはFacebookの審査が必要です。
ただ、審査をして通ればそういうモノ(Facebookアプリから個人のウォールに書き込む)も作れてしまうということなんです。
昔テレアポ用の名簿が売ってたりしてましたが(今もあるんでしょうね)、今はメールアドレスも販売している時代です。
Facebookアプリを作り個人情報を集めるのなんて、わかる人にとってはそれほど難しいものではないんですよね。。
個人情報不正利用されたかチェック方法
【追記:2018/04/14】
2016年米大統領選でトランプ大統領の当選に貢献したとされる選挙コンサルティング会社「ケンブリッジ・アナリティカ」が、Facebookから8700万人分の個人情報を不正取得したとの疑惑が話題になっています。
Facebookで実際に自分の情報がケンブリッジ・アナリティカ社に共有されたかどうかチェックされているページが用意されているのでチェックしてみましょう。
「This Is Your Digital Life」によりケンブリッジ・アナリティカ社と共有されたFacebook上のあなたの情報はないようです。
このように表示されていれば不正利用はされてないようです。海外のサイトなのでほとんどの方は問題ないはずですが、よくわからずFacebook連携してしまうケースも考えられますので念のため調べておくと良いかもしれません。
その他、連携しているアプリをチェックするページもありますので不安な方はチェックしてみてください。
怪しいアプリがあった場合は削除するか、編集から個別に公開内容を設定しましょう。
編集ボタンを押すと「友達リスト」「タイムラインの投稿」「居住地」などアプリにより公開内容は異なりますが、提供する情報のオン・オフができます。
最後に
上で紹介したアプリで抜かれた個人情報がどのように使われるのかはわかりませんが、こういう方法に乗っかって犯罪行為を行う人も間違いなくいるはずです。
一度抜かれた情報は消してくれません。
ITリテラシーが低い人も「俺よくわかんねーし」「Facebookに大した個人情報ないから大丈夫」とか言わずに自分の身は自分で守るようにしてほしいです。
追記(2016/12/19)
ここ数日たくさんの方に見ていただいているようなので再度調べてみました。
最近は診断結果をシェアするだけのタイプが多くなっているようですが、モノによってはログイン認証を促すものもあるようです。
再度言いますが、ログインした場合、以下の情報が持って行かれますのでご注意ください。
vonvonが受け取る情報:
あなたの公開プロフィール
友達リスト
メールアドレス
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