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ドメインを失効してしまった時にやること、WordPressのドメイン変更

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ドメイン 失効

こんにちは。ケーです。やっちまいました・・(泣)

以前こんな記事を自分で書いておきながら持っているドメインの1つを失効してしまったのです・・。

独自ドメインの更新忘れと猶予期間について

しかも盛大に期限が過ぎて復活するには復活手数料がかかる状態にまでなってしまいました。今回の顛末とやってしまった場合やることを紹介します。

ドメイン期限切れをしたときにやること

ドメインの期限切れ〜失効

普段、業務でも多数のドメインを扱っているので、このあたりはきっちりやっているつもりだったのですが、個人で持っているドメインはおろそかになっていました・・・。

気づいたのは、アクセスができなくなった当日(ユーザー側のキャッシュかもしれないがAnalyticsのトラフィックがあった)

嫌な予感はしつつも猶予期間もあることだし、とりあえず問い合わせしてみることに。

問い合わせしたのが気づいた直後の22:45。その後0:15にはカスタマーサポートから返答があったので対応はとても早かったのですが、内容は以下の通り・・。

弊社サービスをご利用いただき、誠に有難うございます。

つきましては、残念ながら当該ドメインは更新可能な期限を過ぎてしまっているため、ユーザー様の所有権が喪失し、更新ができない状態「redemption period」にあります(※)。
※ドメインの種類によっては「pending delete restorable」等と表示される場合がございますが、同様の状態となります。

ご希望の場合は、上位レジストラの提示条件を元に、弊社で復活交渉を行わせていただく対応をさせていただくことは可能ですが、
 ●1ドメインにつき、復活手数料(下記参照)
が必要になります(複数のドメインの場合は、復活手数料×ドメイン数分の費用が必要になります)。

■復活手数料一覧(※復活の際の1年分の更新料を含みます)
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 ▼ドメインによって異なります
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 aランクのドメイン…「32,400円」
 com、net、org、info、biz、pw、jp.net、in.net
 jpn.com、co.uk、org.uk、me.uk、nl、si、tokyo
 yokohama、red、blue、pink、club
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 bランクのドメイン…「37,800円」
 asia、mobi、be、in、tc、vg、
 bz、cc、la、sc、tv、vc、me、ms、
 ru、co、ch、at、name、ws、gs、kicth、xyz
 tw、li
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 cランクのドメイン…「43,200円」
 am、fm
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 dランクのドメイン…「48,600円」
 io、ac、sh、mu
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 eランクのドメイン…「54,000円」
 ag、se
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■ご参考(よくあるご質問へのご回答)
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 Q.「どうして復活手数料が必要なのですか?」
 A.「『redemption period』の状態のドメインは上位レジストラが保有しております。このようなドメインについては、今後、上位レジストラの判断において解放されるか(早い者勝ちで新規登録できる状態に戻されるか)、上位レジストラ関連会社のオークションなどで売却されるか、あるいは、希望価格を提示された第三者に譲渡されるなどの対応となりますが、その対応を中止させるために(いわゆる「買い戻す」ために)上位レジストラの提示価格を前提とした交渉対応が必要になります。そのため、高いとお感じになり、どうしても必要なドメインというわけではない場合は、別のドメインのご利用を検討されることも、ご一案かと思われます」
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 Q.「復活できる可能性は、どの程度ありますか?」
 A.「ご回答作成時点におきまして、復活できる可能性は9割程度となっております」
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 Q.「確実に復活できるかを先に教えていただけませんか?」
 A.「誠に申し訳ございませんが、復活の可否の結果につきましては、正式に申請いただいた後でなければご回答できません」
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 Q.「どういう場合に復活できないのでしょうか?」
 A.「基本的には上位レジストラ判断になります。一例としましては、トラフィック(アクセス数)が多い人気ドメインの場合は、上位レジストラが手放したがらないケースがございます。但し、そのような場合でも、金額によっては交渉可能な場合もございますので、そのような結果が出ました場合は詳細をご報告させていただきます」
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 Q.「復活できなかった場合でも復活手数料は必要なのですか?」
 A.「交渉が失敗しました場合は、復活手数料を課金することはございませんが、ご入金いただきました復活手数料は、そのまま、ドメイン・サーバーなどの弊社サービスにてご利用いただく形になります(今後、全ての弊社サービスをご解約いただきます場合は、お振込でのご返金対応も行なわせていただきます)」
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 Q.「redemption periodの期間を過ぎれば、再度、新規取得できるようになるのでしょうか?」
 A.「誠に申し訳ございませんが、予定については、全て上位レジストラ判断になりますため、弊社としての詳細のご案内を行なうことはできませんので、直接、上位レジストラにご確認いただく必要がございます(要・英文対応)。但し、仮に再度、新規取得いただけるようになったとしましても、近年、過去に取得されていたドメインを狙って取得される方々も多いことから、仮に新規取得できるようになっても、先に第三者に取得されてしまうリスクがございます」
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 Q.「上位レジストラと自分で直接交渉することは可能ですか?」
 A.「誠に申し訳ございませんが、弊社での復活交渉自体、通常のサポート範囲を超える特別対応となっておりますので、弊社指定手順以外の対応を行うことはできません。ご自身で交渉された場合であっても「弊社の許可や上位レジストラとの連絡、システム操作などが必要になる場合」が考えられます。しかし、そのようなご依頼につきましては、弊社として一切お受けすることはできませんので、そのことをご理解いただきました上で交渉してください」
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もし、弊社による復活交渉を希望をされます場合は、以下の手順でのご対応させていただきます。

わたしが使っているのはValue Domainなんですが、復活手数料高すぎ。。無理です。

今回の返信にもあるように復活させるには買い戻し的なフローになるので、他社を使用していたとしても手数料は取られます。

www.onamae.com

再度取得も考えたのですが、ちょっと期間が空きすぎてしまうので今回は別のドメインにすることにしました。

help.onamae.com

バックアップ

作業の前にデータベースのバックアップ、サーバー上のファイルを全てダウンロードしておきます。

ドメインの取得、DNSの設定

新たにドメインを取得してDNSの設定をします。ドメイン名の変更の手間も減らしたいので、旧ドメインの1文字違うくらいのものにしました。

Apacheのドメイン変更

サイトのドメインが変わってしまったので、Apacheの設定も新ドメインに変更。共用レンタルサーバーなどを使っている場合はサーバーの管理画面などで変更できると思います。

WordPressのドメイン変更

WordPressはサイトの情報が主にデータベースに保存されているため置き換えます。

ツールが用意されているので以下のページからダウンロードします。

interconnectit.com

安定版のOLDER SERVER? TRY V 2.1.0をダウンロード

f:id:photoblg:20160518210103p:plain

解凍したファイルをドキュメントルートにアップロード。他者に実行されたくないのでファイルはリネーム。

f:id:photoblg:20160518210320p:plain:w150

f:id:photoblg:20160518210711p:plain:w400

該当のファイルにブラウザからアクセスすると以下の画面が表示されます。「submit」ボタンを押して進みます。

Safe Search Replace

設定に問題がなければ「submit DB details」ボタンで次へ

Database details

URLを変更したいWordpressのテーブルを選択して「continue」ボタンを押します。

Which tables do you want to scan?

OK

f:id:photoblg:20160518213332p:plain:w400

旧ドメイン(置換前)と新ドメイン(置換前)を入力。データベースにプロトコルなしで保存されているので「http://」は入れない。問題なければ「Submit Search string」ボタンで実行。

リプレースドメインを入力

OK

確認

正常に終了するとCompletedと表示され置換された行数などが表示されます。

Complete

DBキャッシュ、.htaccess

ページキャッシュを使うプラグインを利用している場合は、キャッシュを削除します。

キャッシュを削除しないとCSS、画像、リンクなどが旧ドメインを参照したままなので正しく表示されません。

わたしはWP Fast Cacheというプラグインを使っていたので以下の画面から「キャッシュの削除」からキャッシュを削除しました。

WP Fast Cache 削除

次に.htaccessでドメインを直接指定してリダイレクト設定している場合などは、書き換えます。

前セクションで変更したドメインはDBに保存されているものだけを置き換えしているので、ファイルに直接書き込まれているようなものは個別に対応するしかないです。

Search Consoleの登録

新規サイトと同じ扱いなので改めてSearch Consoleに登録。

https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=jawww.google.com

Fetch As Googleからクローラーを呼んで終了。

最後に

大事なドメインは自動更新にしておくことをオススメします(普通してるか・・)期限が切れてしまうとせっかく今まで育ててきたサイトが水の泡です。

今回失ったドメインはページランクもついていましたが、3万円支払って取り戻すほど稼いでいるサイトではないので新規ドメインでインデックスされるのを待とうと思います。もし再取得が出来たらリダイレクト設定をして取りこぼしを無くしたいな・・・。

サイト引っ越し時のリダイレクト設定

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