毎日いろいろなスパムメールが届いていますが、中でも1〜2位を争うほど多いのがAmazonフィッシング系のメールです。
あまりに類似メールが多いのでスルーしていたのですが、たくさん届いていましたので紹介したいと思います。
2021年7月Amazonフィッシングメールまとめ
件名「【アマゾン 株式会社】ご利用確認のお願い」
差出人は「jce@bounces.amazon.co.jp」となっていますが、メールサーバーから「本当にこのメールサーバーから送信されたものであるか確認できませんでした」となっていました。
本文は以下の通り。
お客様の取引には疑いがあるという通知を受け取りました。 同じような状況が二度と発生しないように確保するために、お使いのアカウントを一時的に停止しました。
アカウントを維持するには、下のリンクをクリックしてアカウント情報を更新してください
あなたのアカウントのセキュリティは私たちにとって非常に重要です。ご理解ありがとうございます。
すぐに確認する :http://amaozn.catput.com
リンク先のURLもおかしいですし、くれぐれもクリックして飛ばないようお願いします。
件名「【プライバシーポリシーの更新】このアカウントを使っていることを確認します。」
差出人は「Amazon.co.jp <account-updat@amazon.co.jp>」
本文は上記画像の通り。ロゴなども入っていて一見本物っぽいですが、リンク先は「https://(エー)moazaon.jp.igemcsg.asia/」(一部修正)怪しいURLです。
Amazonをご利用いただきありがとうございます。
最近行われましたプライバシーポリシーの改定に伴いまして、お客様の Amazon アカウント情報のご確認をお願い致したく、よろしくお願い申し上げます。ご確認のお手続きは、一回限りで、数分で終了致します。
24時間以内に完了していない場合、システムはAmazonアカウントを使っていない可能性があると判定します。私たちはこのアカウントの使用を一時停止することを検討します。Amazonを継続したい場合は、下記のリンクをクリックしてプライバシーポリシーを更新してください。
件名「【アマゾン】重要なお知らせ」
差出人は「 Amazon.co.jp &nt;svjsin@bounces.amazon.co.jp>」。これまでの通りほぼ詐称しているので見た目の差出人は宛にしないほうが良いです。
本文は上記画像の通り。(番号でユーザー(メールアドレス)を識別している可能性があるので特定されないよう隠してます。)
リンク先は見ての通り、Amazonでもなんでもないです。
件名「Amazon.co.jpお支払い方法を更新してください知らせ」
差出人は「Amazon.co.jp <arnozorn-update-account@ek926q4.cn>」で中国ドメインとなっています。
本文は上記画像の通り。それらしいことを記載していますね。
アマゾン に登録いただいたお客様に、アマゾン アカウントの情報更新をお届けします。
残念ながら、アマゾン のアカウントを更新できませんでした。
今回は、カードが期限切れになってるか、請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由でカードの情報を更新できませんでした。 アカウント情報の一部が誤っている故に、お客様のアカウントを維持するためアマゾンアカウントの 情報を確認する必要があります。下からアカウントをログインし、情報を更新してください。
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
アカウントに登録のEメールアドレスにアクセスできない場合
お問い合わせ: アマゾン カスタマーサービス。
件名「Amazonプライムの自動更新設定を解除いたしました!番号:23761214XXX9」
差出人は「Amazon.co.jp <account-update@amazon.co.jp>」
本文は上記画像の通り。日本語も翻訳っぽく少しおかしい感じです。ロゴの縦横比も
残念ながら、私たちはあなたのアカウントを更新できませんでした。
今回は、カードが期限切れになってるか、請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由でカードの情報を更新できませんでした。
アカウント情報の一部が誤っている故に、お客様のアカウントを維持するため アカウントの 情報を確認する必要があります。下からアカウントをログインし、情報を更新してください。今アカウントを確認できます。
最後に
本記事では最近届いていたAmazonフィッシングメールを紹介しました。
手口は昔から変わらず「Amzaonっぽい振る舞い」「リンクをクリックさせる」「情報を盗む」という感じで、ログイン情報を取得するのが目的となっています。
有効なメールアドレスかどうかも判定するためにリンクにユニークな識別子が付与されている場合もありますので、クリックは避けて削除するようお願いします。
内容について不安な場合は、検索エンジンなどからAmazonにアクセスして情報を確認すると良いでしょう。
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