アクアの収納不足を解決！ルーフキャリアの設置に必要なパーツと設置方法

アクアは小回りが利いて、燃費が良くかなり気に入っているのですが時々気になるのが荷物の収納があまりできないところ。
気に入っているアクアでもキャンプなどアウトドアを楽しみたい！ということでルーフキャリアを設置しました。 収納が増えてかなり満足なのですが、取り付ける際に情報がなかなか見つけられなかったのでまとめておこうと思います。

純正ルーフキャリアについて

「取り付けるなら純正」と思う方も多いと思いますが、アクアは純正ルーフキャリアがないようです。 公式サイトのオプション装備や装備一覧などにも記載がありません。コンパクト・ハイブリッド車という位置づけのため用意していないのだと思われます。

ルーフキャリアと車種別適合

ルーフキャリアとは車の屋根部分に「ベースキャリア」という土台を設置して、その上に「ルーフボックス」を固定する仕組み。 設置する車種と適合するキャリアを選ぶ必要があり、代表的なメーカは以下の3メーカーとなります。

• TERZO
• THULE
• inno

それぞれのメーカーの適合検索をするとTHULEは適合ありません。アクアでルーフキャリアを設置する場合、innoかTERZOのベースキャリアを選択することになります。（2021年3月現在）

innoのベースキャリア

iinnoで揃える場合は以下のパーツとなります。エアロベースバーは前後使用しますので2本必要です。

TERZOのベースキャリア

TERZOもベースキャリア（EF14BL）とベースバー（EB1）、ベースキャリア ホルダー（EH401）の3種類のパーツが必要になりますが、セット販売が多く見られるのでTERZOのほうがわかりやすい印象。 風切音低減されたエアロバータイプもあります。

Terzo ルーフボックス 270L エアロクロスライダーを設置

ベースキャリアを取り付け

ベースキャリアはバラで購入しました。一部オークションなどで購入したものもあるので若干傷がついています。

室内でフットとバーを仮組みします。

ルーフの溝にスリットベースをフィットさせるように仮置きします。

反対から見たところ。取扱説明書と同じ間隔で取り付けます。（ここが一番手こずりました）

270L エアロクロスライダーを取り付け

底面の穴はベースキャリアと接続する際に使います。

スプリングダンパー式のオープンアシスト

取り付け穴と配置バランスに気をつけてキャリアの上に乗せます。

手締めボルトで固定するため工具は不要。簡単にルーフボックスをキャリアに取り付けることができます。

未使用のネジ穴はシールで塞ぎます。

使用例と写真ギャラリー

早速キャンプに行く機会がありましたので、どれぐらい入るかチャレンジ！ 持参したのはテント・タープ・寝袋・グリル・テーブル・椅子・クーラーボックス・テントマットなど

実際に入ったのはこんな感じ。背の高いクーラーボックスはトランクで薄めのテーブル・グリルを入れて隙間にシュラフや椅子、マットなどを入れる形で落ち着きました。

ギャラリー

ルーフボックスのデメリットの一つと言われている「風切り音」もまったく気になりません。燃費については私がキャンプに行ったときは著しい悪化はなかったのですが荷物の量など環境により異なりますので、長期間使用しないときは取り外すようにしています。 というわけでアクアにルーフキャリア・ルーフボックスを設置することで収納不足を解決することができました。大満足です。

自転車を載せたいとき

装着可能ですがリアハッチを開けた際、リアハッチと後端部が干渉する可能性があるとされていますがサイクル用のアタッチメントも対応表に入っています。

スキーやスノーボードを載せたいとき

ウィンターシーズン。スキーやスノーボードも載せたいときは既存のスクエアバーに取り付けられるアタッチメントがあります。 種類はいろいろありますがスライド式の使い勝手が良いそうです。