台風が去って晴天の休日、国指定史跡である旧島松駅逓所(きゅうしままつえきていしょ)に行ってきました。
旧島松駅逓所とは?
島松駅逓所は明治6年、札幌本道(現在の国道36号)の開通に伴い設置されたもので、明治17年からは、市内の島松に入植して寒地稲作の父とうたわれた中山久蔵が経営にあたっていました。
駅逓所は北海道の開拓時代に宿泊施設や運送、郵便などで使われていた北海道独特の制度だそうです。
- 開館日:4月28日〜11月3日まで
- 営業時間:10:00〜17:00
- 入場料:小・中学生100円 大人200円
クラーク博士の少年よ大志をいだけ
北海道開拓時代の教育者クラーク博士といえば、羊ヶ丘展望台や北海道大学の胸像が有名ですが「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」という言葉は、ここの駅逓所で残した言葉だとか。
赤毛の稲
中山久蔵は北海道で初めて米作りを成功させた先駆者らしいです。現在も地元の小学生が毎年田植えをしており、赤毛の稲穂を見ることができます。
これが北海道で初めて作られた稲だと思うと感慨深いものがありますね。
とんぼの飛ぶハス池
北海道庁の睡蓮は知っていたのですが、ハスの花は今回初めてでした。
よく来られている方の話によると、ここのハス池の蓮は他所のものと比べるとかなり綺麗な状態だとか。
ギンヤンマ?がたくさん飛んでいました。速すぎてなかなか撮れない・・・。
ハスの葉にカエルはよく似合う。
蓮の葉の赤とんぼ。
ハスってシャワーみたいですね(笑)
旧島松駅逓所
旧島松駅逓所は有料で見学できるのですが、今回は時間がなかったので外からだけ見てきました。
明治天皇が北海道に来られたときに使われた井戸。
緑豊かな裏側と駐蹕處(ちゅうひつしょ)
旧島松駅逓所の裏側の階段を登ると駐蹕處(ちゅうひつしょ)という石碑が。
ちょっとしたついでに立ち寄ったのですが、思いのほか楽しめる場所でした。つぼみの状態の蓮の花がたくさんありましたのでこれから見頃じゃないかなと思います。
今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」
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