MVNOと言えばドコモ回線ばかり。
理由は・・・
「一定のシェアを超える通信会社の禁止行為」を定めており、移動体通信事業者としてはNTTドコモがその対象とされています(総務省令で決定)。MVNOを事業として営みたい企業からの回線貸し出し依頼があれば、特別な理由がないかぎりこれを拒否できません。
au/KDDIとソフトバンクの回線使用料はNTTドコモの2倍以上あり(2014年春時点)、採算上からもNTTドコモが有利となっています。
この2点でMVNO事業者が参入しやすいからなんですね。
第3のau回線可能MVNO会社「Fiimo(フィーモ)」
Fiimoは2016/2/15に事業開始したMVNOの新規参入サービス。
プランはAプラン(au回線)、Dプラン(ドコモ回線)の2プラン。
タイプはデータ通信タイプ、データ通信タイプ(SMS機能付き)、音声&データ通信タイプの3タイプ。
データ容量は3GB、5GB、10GBと選べ翌月繰り越し、パケットシェアなども用意されている。
Aプランの中身はmineo?
APN設定からもわかるようにAプランの回線はmineoのようです。
大元がmineoということは対UQmobileという図式になるのでしょうかね。
料金体系
最低利用期間はデータ通信タイプ、データ通信(SMS機能付き)タイプが1ヶ月。音声&データ通信タイプは1年。最低利用期間前に解約すると解約手数料10000円がかかるので注意。
その他のau回線MVNO会社と比較
3社比較したところ、mineoがお得なのがよくわかった。
また、mineoは家族以外とパケットを分け合えるパケットギフトやユーザー間でパケットをシェアしあえるフリータンクなど他社にはないサービスで差別化されており、ユーザーが使ってみたくなる工夫がされているなぁという印象。
使用量の3GBはYoutubeやストリーミングサービス(Line Music、Apple Musicなど)などを外出先でバンバン使わない限り、はっきりいって超えないでしょう。(自分がまず超えない)
ヘビーユーザーであればUQmobileの無制限が断然お得なようだ。