更新:2017/10/22
Window10の無償アップグレードがいよいよ2016年7月29日までと迫ってきました。
4月に書いた記事がこのブログ史上最大のブックマークがつき、Windows10の注目の高さが伺えます。
そんななか先日職場で同時多発的にアップデートが開始されパニック状態になりました・・・
早い段階でアップグレードをした、わたしには影響はありませんが、ここ最近の半強制的とも言えるアップグレードはいかがなものかと思っています。
Windows10のアップグレードをした際、大抵は問題なく完了するのですが、極まれに失敗するPCもあります。今回はアップグレードに失敗して進めなかった時に行った対応方法について書きます。
容量が足りない
PCに空き容量が充分にない場合、アップグレードに失敗します。不要なファイルの削除、アンインストール、ディスクのクリーンアップなどをして容量を空けます。
Windows10に必要な空き容量は32 ビット版 OS が 16 GB、64 ビット版 OSは 20 GBです。
Windows 10 のシステム要件と仕様 | Microsoft
周辺機器が原因の場合
USB接続している機器が邪魔をしている場合があります。アップグレード時は不要なUSB機器を外します。(外付けHDD、フラッシュメモリ、プリンター、USBハブなど)
無線マウスの場合は有線のマウスを利用したほうが良いようです。
インストールしているソフトが原因の場合
スタートアップで起動するソフト、常駐ソフトが邪魔をして失敗しているケースもあります。一旦不要なソフトは停止するとうまくいく場合があります。
Windows7の自動起動の停止方法
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2168138
Windows8.1の自動起動の停止方法
802: 常駐アプリケーションを停止してトラブルの原因を確認する方法 (Windows 8 / 8.1 の場合) – CS3 Windows
ユーザープロファイルもしくはパーミッションの問題の場合
ファイルへのアクセス権の問題でファイルの書き込みが失敗、アップグレードが出来ないケースがあるようです。わたし自身もこのケースで失敗していましたが新規ユーザーを作成、管理者権限を付与、再度アップグレードで成功しました。
Windows7のユーザーアカウント作成方法
https://blogs.technet.microsoft.com/cs3_windows/2014/07/14/251-windows-7-12398/
Windows8.1のユーザーアカウント作成方法
https://blogs.technet.microsoft.com/cs3_windows/2014/07/14/253-windows-8-1-123/
Windows Update エラー 0x80070005
こちらもアクセス権の問題でUpdateがうまくいってないようです。こちらのエラーの対応は以下の通り
- Windowsのファイル、アクセス権、レジストリを操作をするマイクロソフト製ツールのSubInACLをダウンロードしてインストール。
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=23510
- メモ帳もしくはテキストエディタに以下の内容を書き込みReset.cmdという名前で保存。保存したファイルを右クリック「管理者として実行」、完了すると「Press any key to exit . . .」と表示されますので、再度アップデート。
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ダウンロードしたOSが壊れている場合
Windows Updateからどうしてもうまくいかない場合、ダウンロードしたファイルが壊れている場合があるようです。フラッシュメモリもしくはDVDにWindows 10 のディスク イメージ (ISO ファイル)を書き込んでインストールをすることも可能です。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO
最後に
わたしの周りでアップデートがエラーになった場合は今回のケースですべて解消されましたが、その他にもエラーでアップデートできないケースはあるようです。
その他Windows10のシステム要件、エラーコードなどは以下のページが参考になります。
Windows 10 のシステム要件と仕様 | Microsoft