先日はてなブログも、やっと独自ドメインのSSL化対応され早速このブログもSSL化しました。
HTTPS配信設定はボタン1クリックで簡単なのですが、過去記事のMixed Contentの対応が骨の折れる作業ではあります。
このブログも概ね終わったものの、古い記事のブログカードや「見たままモード」で書かれた記事のエラーがまだあるようです・・・。
昨日もボチボチ修正していたのですが、よく見るとアドセンスが出てないことに気づきました。
今までも部分的に出ないことはあっても全部出てないのは何やら様子がおかしい。
普段アドセンスの状況はアプリかChrome拡張のGoogle Publisher Toolbarでしか見てないのでアドセンスのページを見ていないのですが何かメッセージがないかチェックしてみると・・・。
広告クローラのエラーが生じており、収益の損失が発生する可能性があります。
「収益の損失が発生する可能性があります」はちょっと困りますので詳しく見ていくことに。
これまでにやったことと状況
6/13にHTTPS設定。Search Consoleに登録、Analyticsのプロトコル変更などをしました。
とりあえずHTTPS設定は完了。ぼちぼちMixed Contentやってくか。 pic.twitter.com/9psxLUVAD4
— ケー@はてなー (@weblog_life) 2018年6月13日
その後6/13〜15まで過去記事のMixed Content対応。
アドセンスに関しては特に何もしていないがアドセンス管理画面に行くと「広告クローラのエラーが生じており、収益の損失が発生する可能性があります。」と表示されていました。
理由は「ホスティングの問題: サーバーの過負荷」となっているじゃないですか。
サーバーの問題となるとこちらではどうすることもできません。一気にHTTPS対応するブログが増え、通常より負荷が掛かってるのかもしれませんね。
なお、ブロックされた URLの一覧によると79URLブロックされていますが、重複があるようです。重複をとってみたところ59ページ分ありました。
AdSense クローラ エラーって?
AdSenseクローラーエラーについて、ヘルプを見てみるといくつか理由別に説明がありますが、「ホスティングの問題」の場合は以下のような説明になっています。
Google のクローラがサイトのコンテンツにアクセスする際に、サイトのサーバーが時間内に応答できない場合があります。これは、サーバーがダウンしたり、リクエストによって負荷がかかりすぎて速度が遅くなったりしている場合に発生します。信頼性の高いサーバーやサービス プロバイダを使用してサイトがホストされるようにすることをおすすめします。
引用:AdSense クローラ エラー - AdSense ヘルプ
どう見てもサーバー側の問題なので、どうすることもできなそうです。
同様な症状の方もいるようです。
ブロックされたURLを確認
6/16時点でブロックリストで抽出されたURLをチェックしてみたところ、まだ部分的に表示されないページもありましたが概ね問題なく表示されていました。
つまり一時的な問題だったようです。
AdSense サイト運営者向けポリシー違反レポート が届いた
広告クローラのエラーの問題については一時的な問題のようなので、待つしかないかなと思っていたところ今度は恐ろしいことに「ポリシー違反レポート」が届きました。
本日は Google サイト運営者様向けポリシー レポートをお送りいたします。
お客様のウェブサイトの特定のページで見つかったポリシー違反に関連する最近のアクティビティをご確認ください。違反措置の適用状況は随時変更される可能性があります。
現在適用されている違反については、AdSense ポリシーセンターの [ページ単位の違反措置] をご覧ください。
このメールは何度かもらったことがあったので、問題のあるURLを見れば理由はわかります。中身を見たところ、以前DMCAの警告が届いてた記事のことでした。
該当のページは既に存在しないので、何故また警告が届いたのか謎です。再インデックスしたタイミングだったのでどこかにリンクが残っていたのかもしれません。
何はともあれ、この記事であればもう無いのでスルーで良さそうです。
最後に
今日はクロールエラー件もあり、収益もいつもより少ないうえに、ポリシー違反のメールを見たのが外出先だったので内心ヒヤヒヤでした。。
HTTPS化で気になるのが検索順位への影響。現状ではHTTPSエラーがあったとしてもペナルティはないため、コツコツやっていくしかないかなと思います。
ただ将来的には検索アルゴリズムに組み込まれる可能性はあるので対応はしておく必要がありますね。
応急処置としては内に以下のmetaタグを追加すると読み込み元がHTTPSコンテンツを提供していればそちらから読み込んでくれます。もちろんなければ混在コンテンツになりますので一時しのぎにはなります。
<meta http-equiv="Content-Security-Policy" content="upgrade-insecure-requests">