更新:2018/10/7
携帯電話を持つようになってから腕時計をしなくなった方は多いと思いますが、わたしも例外ではありませんでした。
しかし、スマホをポケットから出す動作が、なんだか煩わしくなり最近は腕時計をしていることが多くなってきていたんですよね。
しばらく経ち、気になるアイテムが出てきました。「Apple Watch」です。
最初にApple Watchが登場したときは、少し気になりましたが、買う気はほぼ皆無。
それから紆余曲折ありましたが、先日ついに買いましたので経緯なども書いてみようと思います。
-
Apple Watch Series 4・Series 3機能比較とwatchOS 5のポイント
続きを見る
ウェアラブル端末が気になりだした
元々AppleWatchが登場したときの印象は電池の持ちも悪そうだし、「全部スマホで出来ることでしょ?」くらいで購入しようという思いはほぼありませんでした。
そんなわたしが最初に興味を持ったのは、以下のレビュー記事で初めてのスマートウォッチを使ったときです。
-
低価格ながらオシャレなAndroidスマートウォッチY3 Smartwatchを試してみました
続きを見る
Android Wear(Andoroidのウェアラブル端末用OS)端末でもなかったのですが通知機能やスマホとの連携機能が便利で一気に気になりだしました。やはり使ってみないと良さはわからないものです。
Apple信者の知人からも通知機能とApplePayの良さを刷り込まれたのも同じぐらいの時期です(笑)
普段JR通勤をしているんですが、「ApplePayが定期代わりになったら激便利!」と思い調べてみたところ残念ながらSuica以外の交通ICカードには対応していないことを知りました。
わたしが住んでいる北海道では、JRはSuicaではなくKitacaというICカードを使うことになります。全国で相互利用ができるものの、定期機能が使えるのはSuicaのみです。それからは、「Apple Watchじゃなくても良いかな・・・」と思い他のスマートウォッチも検討することに・・。
Apple Watch以外のスマートウォッチの購入候補
最初に候補に上がったのがFOSSILのQ NATEです。
Q NATEはハイブリッド型というタイプで文字盤はアナログでスマートウォッチの機能がついている一粒で2度美味しいタイプ。
電池も充電式ではなく交換式。寿命(6ヶ月)がきたら自分で交換できるのでコスパも良い。
液晶が無いため通知系は針の位置で知らせてくれるのですが、それがわかりづらそうだったのが個人的にはマイナスポイントでした。
歩数計や睡眠計測などスタンダードな機能はだいたい実装されているので、「いかにもスマートウォッチ」な感じなのが嫌な方にはとても良いと思います。
次に気になったのがSONYのWena Wristです。
こちらもデザインから入ったのですが、バンド部にスマートウォッチの機能がついているため文字盤はアナログで非常にスタイリッシュ。
電子マネー機能もついており、バンドをかざすだけで買い物できるのも超絶便利そう。ただ少々お高めなのが気になるところ・・・。
しかし、スマホはiPhoneを使っている事と、macのロック解除もできるApple Watchのほうが、何かと便利なことろが多いかなぁと思いながら時間が経過していきます。。
Apple Watch Series3発売
そうこうしている間にApple Watch Series3発売。
Cellularモデルなら単独で電話をかけたりメールを送信できるというものの、あの小さい画面でメールを見る気はしないのと、電話自体ほぼ使っていないこともあり全くそそられませんでした。
しかも、2017年12月現在Cellularモデルは3大キャリア(docomo、au、Softbank)でしか契約できないため格安SIMで使用中のわたしは使う資格もありませんでした(白目)
ということで販売終了したSeries2を中古で購入しようかと思ったのですが、状態が良いものはSeries3新品と価格差がほとんどありませんでした。
更にSeries3は「W2」チップを搭載したことによりSeries2より70%速度向上したということを知りSeries 3のGPS版にすることに決定。
Apple Watch 開封
購入したのはSeries 3 GPSモデルのスペースグレイアルミニウムケースとグレイスポーツバンド
の42mm。バンド交換も簡単にできるので色は正直悩みましたがクールなスペースグレイにしました。
欲しいバンドのデザインと本体の色が合うか悩むところですが、シミュレーションできるサイトもありますので、購入予定のある方は是非シミュレーションしてみてください。
そして遂にApple Watch Series3を購入。Appleらしいシンプルな箱を開けるとApple Watchが出てきます。
念願のApple Watchなのでこの開封のときはワクワク度はMAX。ちょっとしたマニュアルも入っていますが見なくても何をすれば良いのかわかります。
電源を入れて、iPhoneのApple Watchアプリを起動、文字盤を向けるとあっという間にペアリング完了。めちゃめちゃ簡単です。
設定を進めていくとiPhoneとアプリの同期がされ、ApplePayやアクティビティ(運動などのアプリ)の設定をすると使えるようになりました。
Apple Watch 買って2日 保護フィルムは外した
Apple Watchの購入と同時に保護フィルムも貼りました。iPhoneで使っているようなガラスフィルムが欲しいと思っていましが、調べてみたところタッチの反応が悪くなるというレビューが多くて通常のフィルムを貼ることに。
フィルムも画面部分のみ保護するものと、画面全面のものがあったので全面保護の以下を購入。
わたしがフィルムを貼るのが下手くそということもあるかもしれませんが、縁の曲面がだんだん剥がれてくるのと気泡がやたら入ります・・・。
2枚入っていたので貼り直しをしたときは気泡もほぼ入らず、うまく貼れたものの2日程度で剥がれてきました・・。レビューを見ると貼り方にコツがあって上手に貼れると剥がれてこないようですが、わたしには出来ませんでした(苦笑)
剥がれた状態はまったく美しくないので取っちゃいました。ただ、ぶつけたりして傷がつくのが怖いので良いフィルムがあればまたつけたいとは思っています。
Apple Watchの電池持ちは2日
Apple Watch Series3の電池の持ちは公式サイトによると最大駆動時間は18時間ということです。
これは90回の時刻チェック、90回の通知、45分間のアプリケーション使用、Apple WatchからBluetooth経由で音楽を再生しながらの30分間のワークアウトを行った場合を想定しているので、体感では1日以上持ちます。
参考 Apple Watch - バッテリー - Apple(日本)
「80%までの充電に約1.5時間」ということですが、わたしが充電するときの残量が5〜60%ぐらいなので全然時間がかかりません。
睡眠のトラッキングもしているので、外すのはお風呂に入っているときぐらい。充電するのは入浴中か朝起きてから出勤までの時間でほぼほぼ満充電になる感じです。
本日は朝出勤前に100%にして、夜20時時点で86%。使い方は10回ぐらい時計を見たのとアクティビティの閲覧、Apple Payの利用1回程度。使い方によっては丸2日行けそうです。
Apple Care+は入っておいたほうが良い
Apple Care+は正直迷ったのですが、4800円で以下の保証がつくので入っておきました。
- 製品購入後1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償電話サポート
- 保証とサポートがApple Watchの購入日から2年間に延長
- 過失や事故による損傷に対する修理などのサービスが、1回につき8,400円(税別)のサービス料で最大2回まで
参考 AppleCare+ for Apple WatchとAppleCare+ for Apple Watch Nike+ - Apple(日本)
つまり自分が悪い、壊し方をしても8,400円で修理(新品交換?)してくれるということです。いつ何が起きるかわからないので念のため入ることをオススメします。
アクティビティが面白い
まず、Apple Watchを使い始めると今までiPhoneでは使うことが無かった「ヘルスケア」「Watch」「アクティビティ」を使用することになります。
Apple Watchを購入して「使わないアプリ」フォルダから掘り起こす方も多いでしょう(笑)
アクティビティは毎日の活動量を3つに自動分類(ムーブ・エクササイズ・スタンド)して記録、目標が達成したり状況に応じていろいろ通知してくれます。
画像:Apple Watch でアクティビティ App を使う - Apple サポート
iPhone側で見ると動いていない日が一目瞭然です。3色のサークルが全て繋がるとOKで繋がってない日は動いてない日。土日がやはり運動不足になることがよくわかります。
使うアプリは限られる
アプリは初期設定時にiPhoneのアプリが同期されWatchOSに対応したものは使えます。ただ使い勝手が良いものは少ない印象。
LINEなどWatchOSの対応が終了するものもあります。
LINEについてはアプリが入っていたときはすぐに落ちて使い物にならなかったのですが、通常の通知機能&返信だけでまったく問題ありません。
1番気に入って使っているのがAutoSleepという睡眠分析アプリ。
睡眠時間のほか、心拍数や深い睡眠がどれくらいかなど計測してくれます。当たり前ですが深い睡眠時間が短いと日中も眠かったりするので、「今日は早めに寝よう」など意識するようになりました。
Apple Watchをつけて寝るだけなのでとても簡単。睡眠の品質向上にオススメです。
サードパーティ製バンドが豊富
Apple純正のバンドは高価ですが、サードパーティ製は安くて種類も豊富。
普段はスポーツバンドで良いのですが、ステンレスベルトもつけてみたい・・ということで買ってみました。
初めての時はやや手こずりましたが、バンドの長さ調整も簡単にできます。
純正だと高価なミラネーゼループも類似品なら安く買えます。一番つけ心地が良いのは純正のスポーツバンドですが、ちょっと気分を変えたいときにバンド交換できるのはうれしいです。
ポイント
ヘルスケアの歩数はiPhoneを携帯しているだけで自動で計測してくれるんですが、履歴を見たところ今年が著しく歩いてないんですよね(汗)特に生活リズムが変わった覚えがないので、謎なんですが・・・これを見たら「歩かなくては・・・」と思ってしまいました。
そんなこともあったり、アクティビティも進捗具合によって通知してくれたり楽しく歩けることもあり、記事タイトルの通り以前より体を動かすようになったと思います。(たまに走ってもいる)
購入して3週間ちょっと使いましたが思った印象は、
- 思っていたより電池が持つ
- Apple Care+は入っておいたほうが良い
- アクティビティが面白い
- 使う(使える)アプリは思っていたより多くない
- サードパーティ製バンドが豊富
- macのロック解除はスリープ時のみ
- アラームやタイマーが便利
こんな感じで今のところ悪いところはそれほどありません。しいていうなら文字盤の選択肢が少ないのでもっと格好良い文字盤を追加して欲しいかな。
あとmacのロック解除は離席(スリープ)解除のみで起動時にはパスワードを入れる必要があります。起動時もロック解除してほしかった。。
最後に
以上今回はApple Watch Series 3(GPS)購入レビューでした。
今年買って良かったものの記事を見てもわかるように、今年は前から欲しかったApple製品をだいたい購入しました。来年も良いと思うものを好きなように買える年だと良いなぁ。
ちなみにApple Watch Series4が出ましたが・・・
以下の記事にSeries3とSeries4の比較をまとめました。watch OS 5を使える時点で買い換えるメリットはそれほど無いかなという感じです。