※ EKEN Store様よりサンプル提供レビュー
更新:2018/6/21
以前使ってみたアクションカメラですが、4K表記がありながら4K動画が撮影できないという微妙な仕様ながらも、面白くて結構遊びました。
価格からすると我慢できる範囲内ですが、せっかくなら4Kで撮影できるものも使ってみたい・・・
と思っていたところ4K対応&手ブレ補正付きのEKEN V8s 4Kのサンプルを、EKEN様よりご提供頂けることになったので紹介したいと思います。
EKENとは
EKEN(イーケン)は2005年創業の中国のアクションカメラブランド。
Amazonでは、6000円程度の低価格の商品からのラインナップを取り揃えているようです。
開封
外箱は国産品かと思うぐらい綺麗な梱包。
背面には技適証明番号っぽいコードがありますが検索したところ見当たりませんでした・・・。
上部のプラスティックケースを外すと中から黒い箱が出てきます。カメラは箱の上部にしっかり固定。
同梱物
EKEN V8sはアクセサリー類がたっぷり。予備バッテリーと同時に2つ充電できる充電器はかなりうれしいです。
- EKEN V8s本体
- 防水ケース
- カメラフレーム
- 防水ケース後部ドア
- ハンドルバー/ポールマウント
- ストラップ(リモコン用)
- マウント✕5
- ヘルメットマウント✕2
- リモコン
- 予備バッテリー✕1
- 充電器
- テザーズ
- USBケーブル
- 予備電池(リモコン用)
- ミニ三脚
- マニュアル(日本語)
主な仕様
動画 | 4K 25fps (EIS) / 2.7K 30fps (EIS) / 1080p 60/30fps (EIS) |
---|---|
超広角レンズ | 170度 |
耐水性 | 水深 30m |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n |
記憶媒体 | マイクロ SDXC カード (不同梱) (32か64 GB) |
バッテリー | 1050mAh (4K 50分) |
入力/出力 | マイクロ USB/ HDMI |
スノーモード | On/Off |
ループ記録 | オフ/オン(4Kと2.7Kは非対応) |
日付スタンプ | オフ/日/日と時間 |
露出補正 | +—2.0/+—1.7/+—1.3/+—1.0/+—0.7/+—0.3/0 |
写真解像度 | 12M/8M/5M/4M |
写真フォーマット | JPEG |
バーストモード | 1秒/3連写、2秒/7連写、4秒/15連写、8秒/30連写 |
TL写真のタイムラプス | 3s/5s/10s/30s/60s |
連続ラプス | オフ/オン |
電源周波数 | 50Hz/60Hz/自動 |
サイズ | 59.3✕21.4✕41.1mm(長さ✕幅✕高さ) |
重さ | 66g(バッテリー含む) |
多言語設定 | 英語 / 中国語(繁体字) / イタリア語 スペイン語 / ポルトガル語 / ドイツ語 / オランダ語/ フランス語 チェコ語/ ポーランド語 / トルコ語 / ロシア語 / 日本語 / 韓国語 タイ語/中国語(簡体字) / フィンランド語/ デンマーク語 スウェーデン語 / ノルウェー語 / ハンガリー語 / スロバキア語 ギリシャ語 |
外観
箱から出すと大きなレンズ部が印象的な防水ケースに入っています。
正面のステータス画面以外、製品の作りはAndoer AN5000とほぼ同じ感じ。
裏面には注意事項が記載。「おアクションカメラ」の誤植がかわいい。
バッテリーは背面キャップを取り外すと取り外せます。
電池の持ちはあまりよくないので予備バッテリーはかなり嬉しいです。充電中はLEDが赤く点灯、充電が完了すると青くなります。
MicroSDが入っていない場合「No Card」と表示されます。
正面のLEDには電池残量、録画モード、録画時間などがわかるようになっており自撮り撮影が捗りそうです。
設定画面は最初から日本語になっているので英語が苦手な方でも安心して使えます。
マニュアルも日本語。
SDカードを挿入すると4K動画を撮影できるかSpeedTestが開始されます。残念ながらここは英語表記。
MicroSDのスピードが遅い場合は「速度が充分じゃないため4K動画が撮影できません」というメッセージが表示され実際に撮影できません。
手元にUHSスピードクラス3(U3)のSDが無かったためのMicroSDは後ほど購入。
ポイント
高画質
4K(3840x2160)モードでの動画はさすが高画質。大画面でも綺麗に見れます。
しかし、写真はサイズ設定が14M固定なのはちょっと残念。
microSDは高速(転送速度90M/s以上)大容量(64GBまで対応)のものを用意して最高画質で撮るのをオススメします。
※サンディスク、SamsungのSDカードはレビューをみたところ相性が悪そうなので注意。
アクセサリーが豊富
予備バッテリー、三脚、リモコンなど・・・アクセサリー類はかなり豊富!
マウント類は汎用サイズなのか、Andoerのものをそのまま使えるようでした。
なおバッテリーは2時間弱で2本使い切ってしまったのでモバイルバッテリーも携帯しておくと良さそうです。
付属の三脚はやや不安があったので、PIXI EVOを使用。汎用の三脚ネジがついているケースがあるので他の三脚も使えます。
強力な手ぶれ補正(EIS)内蔵
3個のジャイロスコープと加速度計内蔵、手ブレ安定化性能により、鮮明で高画質な映像を撮影を可能にしているそうです。実際した際にも手ブレはかなり少なく感じました。
今回もどんな感じで撮れるかは動画を作って見ました。4Kモードはさすがに画質が綺麗です。
イマイチなポイント
ボタンが少ないので仕方がないのですが、メニューを表示するまでボタンをたくさん押さなくてはならないのが面倒・・・。
専用アプリもありますが、設定周りは変更できないようです。
ただこのアプリ、簡単な動画編集機能もあり、連携しなくても普通に使えるアプリです!
また、通常時は問題なかったのですがUSB接続時かなり本体に熱を持っていました。「正常操作でも熱を持つ場合があります」という表記もありましたので想定内なのかもしれませんが、ちょっと気になります。
最後に
今回は手ぶれ補正付きアクションカメラ EKEN V8s 4Kを紹介しました。
4K動画はかなり綺麗なので、普段から持ち歩くアクションカメラとして活躍しそうです。
EKEN V8s 4kは「GoProは高くて手が届かないけど高品質な動画を撮りたい」という方にはオススメできるカメラですね。
現在はEKEN H9Rという型番で販売されているようです。