※ Inateck様よりサンプル提供レビュー
更新:2017/12/20
ここ最近はすっかりデスクトップPCを使わなくなってケーです。
デスクトップを取り替えるたびに余ったHDDがいくつか積上げたままになっており、そのうち活用したいなと思っていたところ、オシャレなドッキングステーションを使わせていただけることになりましたので紹介したいと思います。
ドッキングステーションとは
ノートパソコンなどの機能拡張するドッキングステーションはなんとなく知っていましたが、HDDをUSB接続するクレードルのことも、そのように呼ぶようです。
この手の機器は裸族シリーズで存在は知っていました。
裸族はセンチュリーから発売されているHDD接続機器。HDDを剥き出しで使うという新発想と斬新なネーミングでヒット。わたしも面白い名前なので印象に残っていました。
社内SEをやっていたとき、OSが立ち上がらなくなったPCのデータサルベージでこの手のケーブルも使っていたのですが、便利な半面接続が面倒な印象でした。
今回のドッキングステーションはザクッと射し込むだけで繋がるり、接続の手間が少ないので非常に楽しみです。
開封
表面にドッキングステーションのイラストが印字されているシンプルな箱に入っています。
箱を開けるとドッキングステーションとケーブル類が入った箱が見えます。
同梱物
- ドッキングステーションFD1101本体
- 電源ケーブル
- USBケーブル
- 取扱説明書
主な仕様
商品型番 | Inateck FD1101 | |
---|---|---|
商品重量 | 283g | |
対応ドライブ | 2.5/3.5インチ SATA Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ HDD/SSD | |
インターフェイス | USB3.0 | |
材質 | ABSプラスティック・アルミ合金 | |
ホットプラグ・プラグアンドプレイ | 対応 | |
ライセンス | CE,FCC | |
サイズ | 130mm x 82mm x 61mm | |
動作環境 | 保存温度:-20〜70℃ 動作温度:5〜40℃ | |
対応OS | WindowsXP(*1)/Vista/7/8/8.1/10, Mac OS9.0及び移行 |
*1 XPでは2TBより大きいHDDは対応できません。
外観
横から見るとトースターのような見た目です(笑)
上部は2.5インチにも対応しているためスロット部分に切れ込み(2.5インチサイズ)が入っています。
背面にはUSB、電源ケーブルの入出力、電源のOn/Offボタン。
背面にはゴム足と型番、電源の入力時の商品電力などが記載されています。
真上から見るとスロット奥にシリアルATAの接続部分が見えます。形は違えどファミコン/スーパーファミコンのような感じですね。(カセットをガチャっと入りそうな見た目)
手前には電源のLEDとアクセスランプ。
ポイント
ドライバやツール不要
ドライバやツール類のインストールは一切ありません。繋げていきなり使えるのは便利です。
電源を入れたまま機器の交換ができる「ホットスワップ対応」と謳われているので、ちょっと怖かったのですが、ガチャッとHDDだけ取り出したところ予想通りOS側で怒られました(笑)
通常のUSBストレージ同様、安全に取り外しをしたほうが良いと思います。
自動スリープ機能
HDDをそのまま挿しているだけなため熱が気になるところですが、しばらく使っていないとHDDがスリープモードになり回転が止まります。
スリープまでの時間はマニュアルでは30分と書いていましたが5分程度でスリープモードになりました。
スリープしたかどうかはHDDの回転音でもわかりますが、電源LEDが点滅しているので視覚的にも確認可能。
オシャレなアルミ製ボディ
この手の機器は黒っぽい製品が多く、見た目は重視されていない印象ですがFD1101は見た目もオシャレなアルミ製ボディ。
先日のBluetoothスピーカー同様、部屋にさりげなく置いてあってもインテリアの邪魔をしないです。(といってもわたしの部屋がオシャレな訳ではないです・・・)
最後に
以上、手軽にSATAのHDD/SSDを接続できる InateckドッキングステーションFD1101レビューでした。
シリアルATAのHDDが多数ある方、やHDDを取り外してデータを取り出したいようなことがよくある方にはとても便利ですので1台いかがでしょうか?