画像:Apple Beta Software Program
いよいよiOS11がベータから正式版になりましたね。
わたしはApple Beta Software Programに登録、パブリックベータ版を先日購入したiPadに入れてありましたので意識していなかったのですが、いざiPhoneに入れてみるとまた違いますね。
iOS11の新機能はいろいろありますが、中でもiPhoneストレージがかなり便利でした。
iPhoneストレージとは
iOS11に追加されたiPhoneのストレージ(容量)管理です。
ストレージの状況は今までも確認することは可能でしたが、「非使用のAppを取り除く」や「古いチャットを自動削除」といった容量不足を解消する便利な機能が追加。
そのほかにも、各アプリの最終使用日などが表示され、使用頻度の低いアプリが一目瞭然になりました。
明示的に使っていないアプリがわかるようになりアプリの断捨離が捗ります。
iPhoneストレージの開き方
【設定】を開きます。
少し下に移動して【一般】をタップ。
【アクセシビリティ】の下にある【iPhoneストレージ】をタップすると設定画面を開けます。
画面を開くと容量の計算が開始され「カテゴリーのサイズを計算中」と表示されます。
少し待つと色分けされて使用されている容量が表示されます。下には容量不足を解消する設定ががいくつかあり、その下にはアプリごとの使用量・前回使用日が表示されます。
iCloudフォトライブラリ
iCloudフォトライブラリは画像ライブラリを全てiCloudに保存する機能。利点は各種Appleデバイスで同じ画像が同期されること。
5GBまでは無料ストレージが使えますが、それ以上使う場合ストレージプランをアップグレード(130円/月〜)する必要があるのでちょっと躊躇してしまいます。
ただ200GB以上は家族で共有(最大6人まで)可能なので使い方によってはアリかも。
50 GB | ¥130 |
---|---|
200 GB | ¥400 |
2 TB | ¥1300 |
※料金は2017/9/21現在のもの
画像:iCloud フォトライブラリとマイフォトストリームについて - Apple サポート
非使用のAppを取り除く
「非使用のAppを取り除く」は有効にすると使用していないアプリが自動で削除されます。
自動で削除といわれるとちょっと不安に感じますが「書類とデータ」は保持されるので、必要に応じて再インストールすれば元通りにもなります。
ただ、iPhoneストレージで一旦有効にしてしまうとメニューから消えてしまい元に戻せないのかと思いきや・・・
【設定】の【iTunes StoreとApp Store】の中に【非使用のAppを取り除く】のオン・オフができるようになっていますので戻したい方はここからどうぞ。
使用しているアプリ、使用していないアプリ
iPhoneストレージで1番便利だなと思ったのがコレ。
各種アプリの容量は今までも見れましたが、最後に使った日は今まで見れなかったはず。(たぶん・・・)
このように使ってないアプリがすぐわかります。「未使用」となっていますが1度ぐらい起動したような記憶があるので、どこかの日から計測なのかな?
ちなみにわたしのアプリ一覧で一番古い前回使用日は2017/4/24でした。もしかしたらアプリ側で記録しているしていないがあるのかも。
ちなみにiPadではここからアプリの削除ができるのですが、iPhoneではできないのでホーム画面から1個ずつ削除するしかないのが残念。
古いチャットを自動削除
これは「なるほどなぁ」と思ったのですが「送受信から1年を過ぎたメッセージおよび添付ファイルを自動削除」するというもの。
iPhoneXの発売で10周年ということを思い出しましたが、初代iPhoneから使っている人はもう10年も経過しているんですもの、このような機能も必要になりますよね。
なんとなく過去のメールや添付ファイルを残しがちですが99%見ないですからね。ただ見返す必要性がある場合はオンにするのはちょっと怖いかも・・・。
最後に
今回はiOS11のの新機能 iPhoneストレージについてまとめてみました。
新OSは結構細かい機能追加などもありせっかく良い機能も気づくまで時間がかかることもしばしば。良い機能はどんどん使っていきたいものです。
ちなみにiPhone6sを使っていますが、今回のiOS11に入れてから数日ですが動作が重くなったり電池の消費が早くなった感じはありません。
あ、そうそう画面の録画をできる「画像収録」もかなり便利です。(なぜかiPhoneSEでは使えないそうでかわいそう・・・ 誤情報でした。出来るそうです)