年々ソフトウェアもサブスク化が進み、パッケージ製品のサポート期限を気にする必要がなくなっています。
しかしコストを考えると買い切り版を選択する方も多いのが現状。多数あるソフトの中でも利用者が多いOffice製品。気がついたらサポート期限が切れていた・・・というケースも多いのではないでしょうか？
本記事ではMicrosoft Officeのサポート期限・延長サポートの期限の紹介と切れた場合の対応について紹介します。
Microsoft Officeのサポート期限・延長サポートはいつ？期限切れ時の対応方法
各種Officeのサポート期限と延長サポート
各種Officeのサポート ライフサイクル日程は以下となります。
| 製品 | サポート期限 | 延長サポート 期限 |
|---|---|---|
| Office 2021 | 2026年後半予定 | なし |
| Office 2019 | 2023年10月10日 | 2025年10月14日 |
| Office 2016 | 2020年10月13日 | 2025年10月14日 |
| Office 2016 for Mac | 2020年10月13日 | なし |
| Office 2013 | 2018年4月10日 | 2023年4月11日 |
| Office 2011 for Mac | 2017年7月10日 | なし |
| Office 2010 | 2015年10月13日 | 2020年10月13日 |
| Office 2007 | 2012年10月9日 | 2017年10月10日 |
サポート期限と延長サポートの違い
Microsoftは通常のサポート期限を「メインストリームサポート期限」その後の追加サポート期限を「延長サポート期限」と2段階でサポート期限を設けています。
サポート期限（延長サポート）が切れると前述した通りソフトウェアに必要な更新を受けられなくなるので、延長サポートが切れる前に移行をしましょう。
| メインストリームサポート | 延長サポート | |
|---|---|---|
| 無償サポート | 〇 | × |
| 有償サポート | 〇 | 〇 |
| セキュリティ更新 | 〇 | 〇 |
| セキュリティ関連以外の修正プログラムのリクエスト | 〇 | 〇 |
サポート期限が切れても使用ができなくなるわけではないですが、仕様変更や新機能のリクエスト、無償サポート、セキュリティの更新プログラム、有償サポートなどが受けられなくなります。
期限切れ時の対応方法
もしサポート期限が切れたOfficeをそのまま利用しているウイルス感染や情報漏洩リスクが高まります。延長サポートが切れる前に新しいOfficeへ移行しましょう。
今後新しいOfficeへ移行する場合は「永続ライセンス」（1回買い切り）か「Microsoft 365」（定額制）のいづれかを購入してインストールします。
購入はAmazonがオススメ。「オンラインコード」はパッケージ版とは違い、決済後にすぐ利用可能です。
最新のOficeのシステム要件
古いPCを利用している場合、新しいOfficeの動作環境（システム要件）を確認しておきましょう。
| Windows | macOS | |
|---|---|---|
| CPU | 1.6GHz/2コア | Intel プロセッサ |
| メモリ | 4 GB/2 GB(32 ビット) | 4 GB |
| HDD | 4 GB | 10 GB |
最後に
マイクロソフトではサポート期限を気にせず最新版を利用できる「Microsoft 365」を推奨しています。
最近ではOS（Windowsやmac）をまたいで利用している方も多いと思いますので複数台のPCで利用している方は以下の記事も参考にどうぞ。
