写真や動画の取り込みを続けているとストレージ容量は右肩上がり。
ファイル自体も大きくなっているため、不要なファイルを整理しても追いつきません。容量不足を解消するべく導入した外付けHDDも速度が芳しくないため動画編集時はカクカク、コマ落ち という感じでストレスマックス。
解消する方法がないかと思っていたところ、一昔前まで高価で手の届かなかった大容量のSSDがかなり安くなっていることに気づき、早速購入。
今回はSandiskのポータブルSSD Extreme Portableの紹介をします。
Sandiskとは
画像引用:公式サイト
SandiskはSDカードの国内シェアNo.1。SDカードやフラッシュメモリなどでおなじみの世界最大手メーカーです。
2019年現在、ハードディスク大手のWestern Digitalが親会社。
Sandisk ポータブルSSD Extreme Portable 2TB レビュー( SDSSDE60-2T00-J25)
外観と仕様
箱の外観はSDカードのExtremeシリーズと同様に黒を基調とした高級感のある見た目。
本体は手のひらサイズ。ラバー素材で手触りが良いです。
裏面にはデボス加工のロゴが施されています。
底面にはUSB Type-C(3.1 Gen2)ポートが1つだけ。ケーブルはUSB-C to USB-Cですが、USB−Aへのアダプターも付属しています。
インターフェイス | USB 3.1 Gen 2(Type-C) |
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防水性能 | IP55 |
読出し速度 | 最大550MB/秒 |
サイズ | 49.55mm×96.20mm×8.85mm(幅×高さ×厚さ) |
重さ | 42g |
保証 | 3年間 |
対応OS | Windows10,8.1,7/Mac OS Mojave,High Sierra, Sierra, El Capitan |
同梱物
同梱物は以下の通り。シリアル番号で特典のアクティベーションをするとデータ復旧ソフトが1年間利用できます。もしもの時に使ってみると良いかもしれません。
同梱物
- SSD 本体
- USB Type-C to Type-C ケーブル
- USB Type-C to Type-A アダプタ
- 取扱説明書
- データ復旧ソフト1年間利用特典
コンパクトと堅牢性を兼ね揃えている
重さはわずか42g。重量感はまったくなし。
外付けHDDとサイズを比べるとこれぐらいの違い。
ボディはIP55規格で水やほこりに強く、最大2mの高さから落としても大丈夫とのこと。
高速な転送速度
転送速度は高速。最大読出し速度550MB/秒ですが、計測したところ470〜520MB/秒ぐらいでしたのでまずまずの速度。
ちなみに右が動画編集時にファイルを置いていた外付けHDD。インターフェイスの違い、HDDとSSDDの違いで別次元の速度となっています。
小さいファイルのコピー処理では1.5倍ぐらいの転送速度でした。(750MBのファイル SSD8秒、外付けHDD12秒)
注意ポイント
ハードディスクに比べるとコスパは落ちる
かなり安くなったとは言え、HDDに比べるとコスパは落ちます。1GBあたりの単価も3〜5倍ほど。
しかしHDDは熱や衝撃に弱く壊れやすい、SSDに比べて読み込み速度が遅いというデメリットを加味するとSSDを選んで間違いないと思います。
最後に
持っていないので検証はできないのですが、iPad Proに直接接続して画像の読み込みや、USB-C対応のカメラに直接繋いで動画を撮影することもできるのだとか。
コンパクトで衝撃に強く、高速なSSDのため大容量な動画ファイルや写真を扱うなら非常にオススメできる商品です。
ポイント
- コンパクトで持ち運びに便利
- IP55規格で水やほこりに強く衝撃に強い
- 最大550MB/秒で読み込みが速い
- ハードディスクに比べるとコスパ低い
さらに高速な読み込み速度1050MB/秒のProもあります。