投資に詳しくない人でも、年収や運用目的、許容リスクなどの質問に答えるだけで人工知能(AI)による投資ができるロボアドバイザー。
ロボアドバイザーも各社商品を提供していますが、実績が一番気になることと思います。
通常時より少額から始められるキャンペーン中に始めたウェルスナビですが1年5ヶ月経過したので運用実績を紹介したいと思います。
ウェルスナビ実績
ウェルスナビ 実績 2ヶ月目の投資状況
- 初期投資額: 100,000
- 自動積立金: 10,000/月(2ヶ月積立て)
- 総入金額: 120,000
- リスク許容度: 3
ウェルスナビは最初の最低投資額が100万円で敷居が高かったのですが、わたしが契約した2018年1月には10万円からスタートできるキャンペーン中でした。
以前は10万円では最適なポートフォリオを構築できませんでした。
1株に満たない1000分の1単位の取引をする「端株取引」の仕組みを取り入れることによりETFをバランス良く購入し、最適なポートフォリオを構築できるようになり現在では10万円から投資ができるようになったようです。
2月の世界同時株安や最近の米中貿易摩擦懸念による株価下落後のウェルスナビの実績がどうなっているか・・・
実績はこちらです。
見ての通り損失が出ていますが、右肩上がりで回復しているのがわかると思います。
価格が下落した時は一瞬動揺しましたが、下がったタイミングでの積立こそコツコツ貯めるチャンス。
下落しているときに余裕があれば1口、2口多めに積立していきたいですね。
銘柄個別を見ていっても、大きな金額ではないですが金(GOLD)以外すべて損失がマイナス。
ただ30ドル程度の損失なので、次回積立時にはプラスに転じて欲しいものです。ただ長期投資で考えているので一時的な下落はあまり気にしていません。
ウェルスナビの分配金
ウェルスナビは初期入金後、自動積立であとは何もすることがありませんが、履歴を見ていると「分配金」の配当が定期的に入ることがわかります。
ETFの銘柄ごとに毎月、3ヶ月置きに分配金があるようです。
期間 | 銘柄 |
---|---|
毎月 | AGG、TIP |
3ヶ月ごと(3月、6月、9月、12月) | VTI、VWO、VEA、IYR |
実際9ヶ月の運用で以下の分配金がありました。
ETF | 分配金 |
---|---|
米国債権(AGG) | 594円 |
米国株(VTI) | 373円 |
不動産(IYR) | 155円 |
日欧株(VEA) | 533円 |
新興国株(VWO) | 158円 |
ウェルスナビの手数料
一方手数料は以下の通り。若干手数料が高い結果となりましたがポートフォリオの構成や運用実績によって異なる結果になるとは思います。
- 2月 26円
- 3月 78円
- 4月 93円
- 5月 101円
- 6月 115円
- 7月 148円
- 8月 164円
- 9月 174円
- 10月 178円
- 11月 188円
- 12月 190円
- 1月 199円
なお税引き後の分配金が一定金額に達すると自動で再投資してくれるので、効率が良いです。
ウェルスナビ 実績 4ヶ月目の資産状況
まだ5月になっていないので追加積立は入ってないのですが、徐々に上昇してきました。半月前と比べると損失が半減。
ウェルスナビ 実績 6ヶ月目の資産状況
6ヶ月ほど経過した7/31段階の実績。一時は+3000円近くまで上昇していたのですが、ここ数日の米国株の続落で-111円ほど。
5月あたりの米国株下落時に通常の積立に加えて+3万円入金。それからかなり上昇してきましたのでこれからに期待。
ウェルスナビ 実績 9ヶ月目の資産状況
9ヶ月ほど経過した10/7時点の実績。積立時期と米国株上昇が重なり、一時5000円以上プラスでした。
しかし米長期金利が急上昇と米中貿易摩擦の警戒感から続落。
ウェルスナビのほうにも影響がでた結果となっています。
ウェルスナビ 実績 12ヶ月目の資産状況
12ヶ月を経過した1/29時点の実績。去年のクリスマス頃のNYダウ大暴落により下落。約1万円ほどマイナス。
リバランス
今月リバランスが行われていました。リバランスは自分のポートフォリオと最適なポートフォリオの乖離があった場合半年に1回行われます。
お客様のポートフォリオと最適ポートフォリオの配分比率を資産クラスごとに比較し、5%以上乖離している資産クラスがあった場合は、前倒しで行われます。
金額的には大きくは無いですが、米国株を売却して米国債権を増やしているようです。今後暴落に向かっているようで心配な感じです・・・。
ウェルスナビ 実績 1年5ヶ月目の資産状況
1年5ヶ月経過した6/14時点の実績。
2月、5月末など絶望的に下がっていた時期もありましたが、現在はプラスに転じている状況です。
資産内訳の割合は最初からほぼ変わっていませんが、米国株(VTI)米国債券(AGG)を中心に日欧株(VEA)、金、不動産などで構成されています。
ウェルスナビ 実績 1年6ヶ月目の資産状況
1年6ヶ月経過した7/22時点の実績。
7月上旬円建てで+2.36%ほどの時もありましたが、+1.36%で落ち着いてます。ドルは好調で+3.60%。
ウェルスナビ 実績 1年9ヶ月目の資産状況
1年9ヶ月経過した10/29時点の実績。
8月は-0.75〜-2.6%とずっとマイナスでしたが、9月から順調に推移しており+4%ほど。ドルはあいかわらず好調で+4.77%。
ちなみに米国市場が上がり続けているのが怖くなってきたので、今月リスク許容度を1/5まで下げました。
その結果、米国株と日欧株が売られて株の割合が減り、米国債権(AGG)と物価連動債(TIP)が多めのポートフォリオになっています。
最後に
今回はウェルスナビ の実績について紹介しました。
損失(マイナス)が出ていますが、それほど多くはないのと長期投資で考えているので気持ち的にはとても軽いです。それよりも分配金の再投資による複利がどうなるか楽しみです。
一時的に下落していると動揺しがちですが長期投資では短期的な下落は受け入れるしかないです。貯蓄と思って次に上昇するのを待ちましょう。
長期投資はなるべく早く始めることが良いと言われていますので、初心者で投資を考えている方はまず口座開設とリスク許容度を診断してみてはどうでしょうか。
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