Windows10の無償アップグレードの期限が迫ってきました。7月29日、今週いっぱいで終了します。
現時点で延長はないようですので、慌ててアップグレード対応している方もいますよね。
期限が迫るに連れて、半強制的なアップグレードに反感を持った方も多いでしょう。
参考記事:マイクロソフトがとにかく「Windows 10」へとアップデートさせたい理由 |ビジネス+IT
ところで本当にアップグレードしたほうが良いのでしょうか?すこし考えてみました。
既存OSの延長サポート期限
現在、稼働されていると思われるOSのサポート期限は以下となります。
WindowsXP、Vistaはアップグレードせざる負えないですが、Windows7は約3年6ヶ月、Windows8/8.1は約6年6ヶ月あります。
OS | 期限 |
---|---|
Windows XP SP3 | 2014年4月8日 |
Windows Vista | 2017年4月11日 |
Windows 7 | 2020年1月14日 |
Windows 8/8.1 | 2023年1月10日 |
リリーススパン
XP〜Vistaリリースの期間こそ5年空きましたが、それ以前のWindows9X系のOSもWindows7〜8、8.1のリリーススパンは2〜3年となっています。
つまり、Windows7や8/8.1の延長サポート期限までに次のOSがリリースされる可能性もあるということです。
新しいOSが出るのであれば、慌ててアップグレードしたくないですよね(また新しいのも嫌な場合もありそうですが・・・)
Windows10を買った場合
7/29を過ぎると無償アップグレード版はアクティベートできないようですので、その後は購入する必要があります。
7/25現在、Amazonでは15000〜18000円程度でHomeもしくはPro版を購入できるので以前のOSに比べると割りとリーズナブルな価格で購入できるようです。
3年も経てばハードを交換という、タイミングでもあるかもしれません。その場合はDSP版という選択肢も。
とはいえ、何故Windows10にアップグレードさせたいのか?その理由も無視はできない
下記サイトによると、半強制的にアップグレードさせる理由は以下のようなものがあるという。
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Windows環境のセキュリティを底上げすること
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Windows 7/8ブラウザのセキュリティ機能ではマルウェアを防ぎきれない
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近年の標的型攻撃で攻撃サイトに誘導されマルウェアをダウンロードして実行してしまう被害を防ぎ切れない
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Windows 7には、10(一部は8.1から)に実装されている新しい保護機能の多くがない
引用:マイクロソフトがとにかく「Windows 10」へとアップデートさせたい理由 |ビジネス+IT
マルウェアについてはイタチごっこなので、Windows10であっても油断はできないです。
しかしWindows10よりはセキュリティリスクがあることは認識したうえで継続利用するしかない。(そのまま使うユーザーは)
Windows10のアップグレードしない方法
いろいろ考えてWindows10にアップグレードしない場合は、以下のサイトが参考になります。
【新画面対応】Windows 10にアップグレードしない方法 - 日経トレンディネット
121ware.com > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 017898
最後に
対応ソフトの問題などでアップグレードできない場合もあるとは思いますが、ギリギリまで使うという選択肢もあるので、よく検討したうえで対応していただきたいです。
なお、Windows10にアップグレードにした場合はインターフェースの変更に戸惑うこともあるとは思いますが、以下の記事を参考に設定を見直してみてください。